庭・野山 秋の草花(3)
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イリノイヌスビトハギ Desmodium illinoense
1972年に見出された北アメリカ原産。近畿、四国、小笠原に帰化している。
小節果(右写真上)は4〜7連でアレチヌスビトハギと同じだが葉の幅が太い。

2022.10 g

シロザ Chenopodium album
高さ150cmになる1年草。
古い時代に帰化したと考えられている。
花期は9〜10月。
若葉が赤紫色になるアカザは変種。

2019.9 i
イラクサ Urtica thunbergiana
山地の木陰などに生える高さ0.4〜1mの多年草。
茎や葉に蟻酸を含むトゲ(刺毛)が多く、刺されると痛い。
花期は9〜10月。雌雄同株。

2009.11 nk
雄花穂 トゲ
クズ Pueraria lobata
山野のいたるところに生えるつる性の多年草。
秋の七草のひとつ。
つるを伸ばしてすさまじい勢いで広がり、嫌がられることも多い。
8〜9月に総状に多数の花をつける。
根を乾燥したものを風邪薬の葛根湯(かっこんとう)に用いる。

2003.8 i
ヤブマメ Amphicarpaea edgeworthii var. japonica
林の縁などに多いつる性の1年草。
茎には下向きの毛がある。
花期は9〜10月。長さ1.5〜2cmの花をつける。
花は地上にだけではなく、地中の細い地下茎にも(閉鎖花)つける。

2003.8 s
ノアズキ Dunbaria villosa
山野の日当たりの良いところに生えるつる性植物。
全体に軟毛がある。小葉は長さ1〜3cmの卵状菱形。
花期は8〜9月。花は長さ1.5〜1.8cm。真ん中の竜骨弁(写真で白っぽく写っている部分)がクルリと曲がった変わった形。

2003.8 i
ネコハギ Lespedeza pilosa
日当たりのよい草地などに生える多年草。
茎は基部近くで枝分かれして地をはう。
葉は3葉からなる。
7〜9月に長さ7〜8mmの花を葉腋に3〜5個ずつつける。
全体に毛が多いことからネコという名がついたと言われる。

2003.9 i
アレチヌスビトハギ
北アメリカ原産の1年草。茎は高さ1mほどで、葉は3小葉からなる。
花期は8〜10月。花は長さ7〜8mm、夕方にはしぼんで赤くなる。
昭和15年に大阪で見いだされ、現在は関東以西に多く見られれる。

2003.9 sn


果実は扁平で3〜6節にくびれている。→
ヤハズソウ Kummerowia striata
道ばたに生える高さ15〜40cmになる多年草。
茎には下向きに毛が生えている。
花期は8〜10月。葉脇に長さ約5mmの花を1、2個つける。
小葉の先を引っ張ると、矢筈(やはず)のような形になってちぎれることによる名。

2007.9 i
メドハギ Lespedeza cuneata
日当たりのよい草地や道端に生える多年草。
茎は高さ0.6〜1mになり、やや木質化する。
花期は8〜10月。葉脇に長さ6〜7mmの花を数個ずつつける。

2004.9 s
タンキリマメ
草地や林縁など、日当たりのよいところに生えるつる性の多年草。
葉は中央より上が最も広い。
花期は7〜9月。長さ約9mmの花を総状につける。

2003.9 i
トキリマメ
山野に生えるつる性の多年草。
葉は下半部が最も広く、先が急に細くなってとがる。
花期は7〜9月。

2003.9 i
ノササゲ
山地の林縁などに生えるつる性の多年草。
葉は3小葉からなり、裏面は白っぽい。
花期は8〜9月、花は長さ1.5〜2cmで総状につく。

2003.9 i
ミズヒキ Polygonum filiforme
林ややぶの縁などに普通に生える高さ50〜80cmの多年草。
葉は長さ7〜15cmで、中央付近にV字の暗色模様が入っているものが多い。
8〜10月、茎の先に長さ30cmほどの細い総状花序を出し、小さな花がまばらにつく。
名は花が水引に見えることからついた。

2003.7 i


ツリガネニンジンに似ている。

2003.8 s
ツリガネニンジン
山野でごく普通に見られる多年草。
茎は高さ0.4〜1mになり、ほとんど分枝しない。
花期は8〜10月、鐘形でふくらみのある花をつける。花冠は長さ1.5〜2cmで、淡紫色または白色。
萼裂片のふちには1〜4個の小さな鋸歯がある。

2003.9 i
キンミズヒキ Agrimonia pilosa var. japonica
道端や草地に生える。高さ30〜80cm。
全体に毛が多い。花期は7〜10月。花は直径0.7〜1cm。
名は細長い花序をタデ科のミズヒキにたとえたもの。こちらはバラ科。

2003.7 i
2021.9 s
イタドリ
山野のいたるところに生える高さ0.5〜1.5mの多年草。
花期は7〜10月。
春先に伸びてくる太い茎は皮をむいて食べる。由良では芽だしのイタドリをノッポリと呼ぶ。
海にいるウニは、陸上植物の中ではタデ科の葉っぱを比較的食べる。ウニを飼っていて餌の海藻がない場合、イタドリの葉で代用することができる。

2003.9 i
ツルボ
山野や畦(あぜ)などの日当たりの良いところに生える多年草。
花期は8〜9月で、ヒガンバナより早く花を咲かす。花茎の高さ20〜40cm、淡紅紫色の花を総状に多数つける。

2003.9 i
ヒガンバナ
田の畦(あぜ)や土手などに群生する多年草。マンジュシャゲをはじめ、1000以上の別名があるという。
茎は晩秋に伸び始める。
花期は9〜10月。花冠の高さ30〜50cm。
秋の彼岸の頃に咲くことからこの名がついた。
古い時代に中国から来た帰化植物であると考えられている。
全草中にリコリンを主成分とするアルカロイドを多数含むため、そのまま食べると激しい嘔吐(おうと)を引き起こす。

2003.10 sn
ニラ Allium tuberosum
インド、パキスタン、中国、日本などに野生するといわれるが、日本のものは真の野生のものか、栽培ものの野生化なのかよくわかっていない。
花期は8〜9月。花茎は高さ30〜50cmになり、先端に花を散形状に多数つける。

2007.10 i
アケボノソウ Swertia bimaculata
山地に生える2年草。高さ60〜90cmになる。
花期は9〜10月。花冠の直径約2cm。
花冠の裂片に黒紫色の斑点があるのを、夜明けの星空に見立てて和名が付いた。しかし、学名(Swertia bimaculata)の方は、斑点が2つあるという意味になっており、黒紫色の斑点ではなく緑色の2つの斑点に注目したようだ。

2003.10 am
ミゾソバ
田の畦(あぜ)などのやや湿ったところに群生する高さ0.3〜1mの1年草。
茎には下向きのトゲがある。
花期は7〜10月。花は枝先に10数個集まってつく。

2003.10 y
ヒカゲイノコズチ(イノコズチ)
山野の林内や竹やぶなど、日のあまり当たらないところに生える高さ0.5〜1mの多年草。
茎は四角形で節がふくらむ。
花期は8〜10月。茎の先や枝先に細長い花穂を出し、緑色の小さな花をややまばらにつける。
花が終わると下向きに実をつけ、動物や衣服に付着して種子を散布する。

2003.10 i

12月になると、野山で種子が服に付いてくる。→
ヒナタイノコズチ
日当たりのよい道端や荒れ地に多い多年草。
花期は8〜9月。
果実は動物や衣服などにくっついて運ばれる。
漢字で「日向猪子槌」と書き、イノコズチは茎の節のふくれた様子をイノシシのかかとに見立てたものだという。

2003.9 i
ホトトギス
山地のやや湿ったところに生える多年草。
茎は普通分枝せず、高さ0.4〜1mになり、斜面に生えたものは垂れ下がっている。
花期は9〜10月。花は葉腋に普通1〜3個ずつつく。花被片の長さ約2.6mm。雄しべと雌しべがくっついて噴水のような形になる筒の部分に模様があることで、ヤマジノホトトギスと区別がつく。
花の斑点を鳥のホトトギスの胸の斑点に見立ててついた名であるという。

2003.10 i
ヤマジノホトトギス Tricyrtis affinis
山野の林内に生える、高さ30〜60の多年草。
茎には斜め下向きの毛が密生する。
花期は8〜10月。茎の先や葉腋に1〜3個の花をつける。
花の直径2.5cmほど。

2003.9 s
リンドウ Gentiana scabra var. buergeri
山野に生える高さ0.2〜1mの多年草。
花期は9〜11月。茎の先や上部の葉腋に鐘形の花をつける。花冠は長さ4〜5cm。花は日が当たっているときだけ開く。

2003.12 sn
ワレモコウ Sanguisorba officinalis
山野の日当たりのよい草地に生える高さ0.5〜1mの多年草。
花期は8〜10月。花序は長さ1〜2cmの楕円形で、上から下へと開花する。
漢字では吾木香と書く。キク科の木香(もっこう)からきた名であるといわれるが由来はよくわかっていない。

2004.12 sn
イシミカワ Persicaria perfoliata
道端や畦(あぜ)などに生えるつる性の1年草。
茎は長さ1〜2mにのびる。下向きの鋭いトゲで他の草木にからみつく。
葉は長さ2〜4cmの三角形。
花期は7〜10月。花序の基部には丸い葉状の苞(ほう)がある。
写真は直径約3mmの果実がいくつもついているところ。基部には丸い苞がついている。

2003.10 sn

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