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クスドイゲ Xylosma congestum イイギリ科。海岸近くに生える。 高さ15mになる常緑の高木。葉は長さ4〜8cm。 雌雄異株で9月頃に葉脇に花を咲かせる。
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フウセントウワタ Gomphocarpus fruticosus 南アフリカ原産で高さ1〜2mになる。 花期は8〜11月。 果実は柔らかいトゲがたくさん付いており、熟すと中から綿毛のついた種子が出てくる。果実が風船のように膨らんでいるのでフウセンの名がついている。 人工島の空き地に生えていた。 2007.11 ss |
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ツルグミ Elaeagnus glabra 海岸や沿海地、丘陵などの林内や林縁、崖の縁に生える。 高さ3mになる、つる性の常緑低木。他の木に寄りかかるようにして長く伸びる。 花期は10〜11月。葉脇に淡褐色の花が数個垂れ下がってつく。花柄の長さ3〜7mm。果実は4月に赤く熟す。 2006.10 na |
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チャノキ Thea sinensis 中国西南部、ベトナムからインド周辺原産の常緑低木。 我が国には奈良時代に中国から入った。 花期は10〜11月。枝先の葉脇に直径2〜3cmの花をつける。 蒸した葉をそのまま乾燥させれば緑茶、半発酵させるとウーロン茶、発酵させると紅茶になる。 2005.11 i |
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ヌルデ Rhus javanica 平地から低山地の林縁に普通に生える落葉小高木。高さ5〜10m。 花期は8〜9月。雌雄異株。白色の小さな花を円錐状に多数つける。花序の長さ15〜30cm。花弁は5個、長さ約2mmの楕円形。 幹から採れる樹液を器具などに塗ったことからヌルデの名が付いた。 2005.9 y |
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バクチノキ Prunus zippeliana 高さ15になる常緑高木。 樹皮ははがれ落ち、赤っぽくなっているので目立つ。 花期は9〜10月。直径6〜7mmの白い花を多数つける。 樹皮が次々にはがれ落ちるのを、博打(バクチ)に負けて身ぐるみをはがされるのにたとえて名がついたとされる。
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アキニレUlmus parvifolia 高さ15mになる落葉高木。 花期は9月。本年枝の葉脇に両性花を4〜6個つける。 中部地方以西に分布。淡路島では山から河原まで普通に見られる。 夏、樹液を出す木があり、クワガタムシやカナブンが集まっているのを見る。
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キヅタ Hedera thombea 林縁や林内、原野などに生える常緑つる性木本。 気根を出して、樹木や岩の上などにはい上がる。大きいものは太さが直径6cm以上になる。 葉は長さ3〜7cm、幅2〜4cmの三角形または五角形状。 花期は10〜12月。枝先に直径2.5〜3cmの球形の散形花序を1個または数個出し、直径1cmほどの花を多数つける。 11月中旬、まわりに他の花がなかったためハチやアリがたくさん集まっていた。 2003.11 s |
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ヤツデ Fastia japonica 海岸から丘陵の林内に自生する常緑低木。1〜3mになる。 葉は枝先に集まってつき、葉身は直径20〜40cmと大きい。天狗の葉ウチワと呼ばれる。 花期は11〜12月。枝先に球形の散形花序を円錐状につけ、花弁の長さ3〜4mmの白い花を多数つける。 2003.11 s |
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シロダモ Neolitsea sericea 海岸近くの林内に生える常緑の高木。雌雄異株。葉は長さ8〜18cmで、裏はロウ質に覆われていて灰白色。 10〜11月に葉腋に小さな花を多数つける。果実は翌年の晩秋に熟す。 花と果実が同時期に見られる。
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コウヤボウキ Pertya scandens 山地の日当たりのよいやや乾いたところに生える小低木。 よく枝分かれし、高さ0.6〜1mになる。 花期は9〜10月。頭花の直径約1cm。頭花は1年目の枝の先につき、長さ1.5cmほどの白い筒状花13個ほどからなる。 高野山で、枝をほうきの材料にしたことから名がついた。 2003.10 s |
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ナワシログミ Elaeagnus pungens 林縁に生える常緑低木。高さ2〜3mになる。 葉は長さ5〜10cmの長楕円形。皮質で硬く、ふちは強く波打つ。 10〜11月、葉腋に数個の花をつける。萼筒の長さ6〜7mm。 稲作の苗代(なわしろ)をつくるころに果実が熟すことから名がついた。 2003.10 s |
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カゴノキ Litsea lancifolia 高さ22mほどになる常緑高木。 雌雄異株で、8〜9月に葉腋に花が集まってつく。 樹皮が丸い薄片になってはがれ落ち、その跡が白い鹿の子模様になることから「鹿子の木」の名がついた。
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クコ Lycium chinense ナス科。日当たりのよい原野、海岸、川辺の土手、林縁、道端などに多い落葉低木。高さ1〜2mになる。若葉は食べられる。果実は果実酒にする。 花は7〜11月に葉腋に1〜3個つく。
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