海・浜辺 アマモ
Zostera marina
 海産の種子植物。ワカメやコンブなどの海藻とは違い海草と書く。波の穏やかな水深1〜10mの砂底や泥底に生えている。
 近年、全国的に減少の一途をたどっており、岡山県では絶滅とまで言われる。しかし、淡路島では一時減少していた場所でも増え始めたり、群生地が何カ所も存在する。
 アマモの群生する場所はアマモ場と呼ばれる。アマモ場には小型甲殻類や多毛類が多く生息しているため、メバルやフグなどの稚魚が育つ場所としても有用性が知られている。
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兵庫県淡路島由良湾内のアマモ Zostera marina
アマモ場が船の上からよく見える。 2003.3 y

水深約1.5mに生えるアマモ
箱眼鏡で水中をのぞいてみた。 2003.3 洲本市由良


アマモの花 アマモの花弁
4〜5月、海中で花が咲く。2004.5 s 2mm程度の花弁はすぐに(半日足らず?)散って沈んでいった。
花弁のついたところから花粉(矢印)が出てくる。花弁は、水の流れを受け花粉を出しやすくするため、このような形をしているのか。
花粉の顕微鏡写真。糸状。
(100倍で見た様子)
花穂にできたアマモの種子 長さ4mm前後のアマモ種子
花の後には1つの花穂に3〜11個程度、種子が作られる。 2004.6 s 種子は成熟すると花穂から飛び出し海底に沈んでいく(中には浮くものもあるようだ)。長さ4mm前後。

淡路島の生き物たち3 

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