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◆ キク科 | |||||||||||||
ブタナ Hypochaeris radicata ヨーロッパ原産でほぼ世界中に帰化している。 多年生草本。 春から夏にかけて80cmほどの花茎をを伸ばし、よく分岐して先端に黄色いタンポポ型の頭状花をつける。 1930年代に札幌と神戸で確認されて以来、全国に広がった。 別名タンポポモドキ。 2010.5 ss |
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オニノゲシ Sonchus asper ヨーロッパ原産の2年草。 明治時代に見つかり、現在は各地の道ばたや荒れ地に広がっている。 高さ0.5〜1mになる。 葉は縁にトゲを持ち、触ると痛い。 葉の表面には光沢がある。よく似たノゲシには葉の光沢がない。 花期は4〜10月。花の形はタンポポに似ている。 2010.12 i |
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カンサイタンポポ Taraxacum japonicum 普通に生えているタンポポ。花は日の当たるときに開き、曇ったり、暗くなると閉じる。頭花の直径約2.5cm。
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シロバナタンポポ Taraxacum albidum 西日本に普通に見られるとされているが、淡路島には少ない。四国や九州にはシロバナタンポポしかない地域もあり、その地域ではタンポポは白い花と言うことになっている。 花期は4〜5月。カンサイタンポポに比べ頭花の直径は大きく4cmほどある。 2004.4 s |
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オオジシバリ Ixeris stolonifera 湿り気のある場所に生える。葉は細長いヘラ形。タンポポに似ているが花びらの枚数がタンポポに比べずっと少ない。 2003.4 y |
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ニガナ Ixeris dentata 日当たりのよいところにごく普通に見られる多年草。 高さ20〜50cm。 花期は4〜7月。頭花は直径約1.5cm。 茎や葉を切ると苦みのある乳液が出ることによる名。 2004.4 i |
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コオニタビラコ Lapsana apogonoides 水田に多い。4cm位の背が低いものをよく見る。花の直径約1cm。春の七草のホトケノザは本種。 2003.3 i |
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オニタビラコ Youngia japonica 道ばたや庭に生える雑草。背丈が1mを越えるものもある。下部の葉はタンポポに似ている。 2003.3 y |
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ノアザミ Cirsium japonicum アザミの仲間は夏から秋に花を咲かせるがノアザミは春に咲く。 2003.4 i |
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フキ Petasites japonicus 早春に地面から出た花茎(つぼみの集合体)はフキノトウと呼ばれ、食用として親しまれている。 2003.3 i |
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ハハコグサ Gnaphalium affine 高さ10〜30cmになる多年草。畑や田んぼで普通に見られる。 農耕の伝播とともに中国から渡来した、史前帰化植物と考えられている。 春の七草のオギョウは本種。 2003.4 s |
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ノボロギク Senecio vulgaris ヨーロッパ原産で世界中に帰化している一年生または越年生草本。 高さ50cmほどになる。 春頃に花をつけているのを見かけるが、温暖な地域では年間を通し花をつける。頭状花は長さ8mmほど。 日本には明治の初期に帰化。 2008.4 s |
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ナルトサワギク(コウベギク) Senecio madagascariensis アフリカ南部原産でアフリカ、オーストラリア、南アメリカなどに帰化している。 日本では1976年に徳島県鳴門市で見いだされ、兵庫県や大阪府南部に広がっている。 アルカロイドを含むため、家畜には有毒。花の直系2.5cmほど。周年花を咲かせる。 淡路では普通に見かける。 2004.12 i |
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マメカミツレ Cotula australis オーストラリア原産の1年草。1940年頃に見つかり、現在では暖地を中心に帰化している。 高さ5〜25cmになる。 花期は周年で、頭花の直径4〜8。キク科の植物。 2003.12 i 池の横の砂利道に生えていた。 |
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◆ シソ科 | |||||||||||||
トウバナ Clinopodium gracile 群がって生える。花冠は長さ約5mm。 2003.5 s |
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カキドオシ Glechoma hederacea つるの節から根を出して増える。野原や道端に生える高さ5〜25cmの多年草。 茎や葉はもみつぶすといい香りがする。 花期は4〜5月、葉腋に長さ1.5〜2.5cmの花を1〜3個ずつつける。 花後、茎がつる状になり垣根を通り抜けて伸びることから名がついている。 2020.5 s |
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セイヨウジュウニヒトエ Ajuga reptans ヨーロッパ原産の多年草。 園芸種として植えられるが、各地で野生化している。 高さ30cmほどになる。 2023.4 s |
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ジュウニヒトエ Ajuga nipponensis 背は10〜25cmと低く、地面をはっている。 花が幾重(いくえ)にも重なって咲く様子を十二単(じゅうにひとえ)の衣装に見立てての名前。 2003.3 y |
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ホトケノザ 畑地に多い。高さ10〜30cm。「仏座」は葉を蓮座(れんざ)に見立てての名前。開放花とツボミのまま結実する閉鎖花をつける。 春の七草ホトケノザは上に記載してあるコオニタビラコのこと。 2003.3 i |
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ヒメオドリコソウ 道ばたに生える。高さ10〜20cm。 ヨーロッパ原産で世界中に帰化している。日本では1893年に東京で見いだされ、現在全国でごく普通に見られる。 2003.3 i |
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タツナミソウ 日当たりのよい草地に生える。 花の様子が泡だって寄せてくる波に見立てての名。 一方の方向に向かって花を咲かせる。 2003.4 s |
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コバノタツナミ タツナミソウの変種。 花期は5〜6月。 花冠(かかん)は長さ約2cm。 2003.5 s |
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ハマツメクサ(?) ツメクサよりも色が濃く、茎葉は太い。 海に近いところから、内陸部までに見られる。 ツメクサの可能性もあり。種子の周縁に煙突状の突起が確認できればツメクサ。
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ヤブニンジン Osmorhiza aristata 葉は柔らかく毛が多い。葉がニンジンの葉に似ていて、ヤブによく生える。 2003.4 s |
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ヤエムグラ Galium spurium var. echinospermon 人里近くのヤブや荒れ地によく生えている。 2mmくらいの小さな黄緑色の花をつける。 葉や茎(くき)にトゲがあり、衣服に付きやすい。 2003.4 s |
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ツルカノコソウ Valeriana flaccidissima 山地の木陰の湿ったところに生える。 茎は高さ20〜40cm。 花期は4〜5月。 近似種にカノコソウがあるが淡路島には自生していないかも。 2008.4 s |
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タチイヌノフグリ Veronica arvensis オオバコ科。 花の直径3mmほど。 ヨーロッパ原産。明治の初期に東京で見いだされ、現在は全国できわめて普通な雑草となっている。
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オオイヌノフグリ Veronica persica オオバコ科。 花の直径1cm程。花は日が当たっているときだけ開く。 西アジア、アフリカ原産で、世界中に帰化している。日本では1880年頃に東京で見いだされ短期間に全国に帰化した。 ごく普通の雑草。 2003.3 i |
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ホタルカズラ Lithospermum zollingeri ムラサキ科。 高さ15〜20cm、花の直径1.5cm程度。 花の中肋は白く隆起している。 名は花の色を蛍にみたてたもの。 花期は4、5月。 2021.4 s |
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セイヨウヒキヨモギ Parentucellia viscosa ヨーロッパ西部原産の半寄生の一年草。 葉は直立して分岐せず、高さ40cmほどになる。 花期は春から夏。茎の上部の葉脇に長さ2.5cmほどの花を一つずつつける。 1973年に千葉県船橋市で見いだされ、その後関東地方以西の道端や堤防で見つかっている。 2006.6 ss |
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ツルニチニチソウ Vinca major 地中海地方原産のつる植物。多年草。 花期は3〜5月頃、つるの先端に直径4、5cmの花をつける。 常緑の強い植物で、園芸用に持ち込んだものが野生化している。 2007.3 s |
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フラサバソウ Veronica hederaefolia ヨーロッパ原産の2年草。畑や道端に生える。関東以西に多い。 花期は4〜5月、葉腋に直径5mmほどの淡青色の花を付ける。 明治初年にこれを採集したフランスの植物学者FranchetとSavatieを記念してこの名がついている。
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ヤエムグラ属の1種(キクムグラ?) 葉は4個輪生している。林の中に群生していた。 葉の高さ20cm程度。 2003.5 s |
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コナスビ Lysimachia japonica サクラソウ科。 果実を小さなナスに例えたもの。道端に見られる多年草。地をはうように広がる。 花の直径5〜7mm、花冠は深く5裂して平開する。 2003.5 i |
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トキワハゼ Mazus pumilus 名は1年中花を咲かせ、実がはぜることによる。 道端や畑に多く見られる。 花は長さ約1cm。 2003.5 s |
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マツバウンラン Nuttallanthus canadensis 北アメリカ原産。1941年に京都府伏見区で初めて採集された。 高さ50cmほどになり、直径約1cmの薄紫色の花を穂状につける。 種の表面はなめらか。 2022.4 y |
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オオマツバウンラン Nuttallanthus texanus 北アメリカ原産。性質はマツバウンランとほぼ同じ。 花は直径1〜1.4cmでマツバウンランより大きい。 種の表面は粒上の突起で覆われる。
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淡路島の生き物たち3