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ヤマルリソウ Omphalodes japonica ムラサキ科。 山地の木陰や道端に生える多年草。 高さ7〜20cm。 花期は4〜5月で、直径1cmほどの花を次々に咲かせる。 2024.4 s-j 沢で一株だけ見た。淡路では少ない植物なのだろう。 |
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◆ スミレ科 | ||||||||||||||
タチツボスミレViola grypoceras 上記のスミレと並んで日本を代表するスミレ。日本中で見られる。 2003.4 i |
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スミレ Viola mandshurica 人々の生活域に普通に生える多年草。 溝のコンクリートの隙間に生えていた。可憐であるがたくましい植物である。 2003.3 s |
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コスミレ Viola minor 葉の裏面は紫色を帯びるものが多い。 スミレは種類が多く識別が難しい。また、自然交雑種も今なおどんどん報告されている。スミレの主な識別ポイントは、地下茎の有無、花弁の色、托葉の形、雌しべの上部の形など。 2003.3 ss |
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ツボスミレ Viola verecunda 別名ニョイスミレ。如意(ニョイ)とは孫の手に似た仏具のことで、葉の形がそれに似ていることによる。 平地や山地のやや湿った草地や林内に見られる。 高さ5〜20cm。 花期は4〜5月。白色でやや小さな花をつける。 名のツボは漢字で「坪」と書き、庭の意味。 2004.5 i |
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◆ マメ科 | ||||||||||||||
ゲンゲ(レンゲソウ) 中国原産で室町時代に渡来したとされるマメ科植物。 根に運動性のある桿菌(かんきん)が、根粒をつくる。これがゲンゲから炭水化物を受け、空中の窒素を固定してゲンゲに供給するため、耕して土に混ぜることで田を肥やすことができる。 一面に敷き詰めたようにゲンゲが生えている田は、種を蒔(ま)いている田である。種は中国産が1kg600円程度で販売されており、10アールに2kg蒔くと聞く。 2003.4 i |
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ミヤコグサ Lotus corniculatus var. japonicus 道ばたや芝生など日当たりのよい場所によく生えている。 昔、京都周辺に多く見られたのでこの名がついた。 セイヨウミヤコグサと違い、茎や葉、萼(がく)に毛はない。 2003.4 i |
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セイヨウミヤコグサ Lotus corniculatus var. corniculatus ヨーロッパ原産の帰化植物。 外見はミヤコグサに酷似する。茎や葉、萼(がく)に毛があることなどで在来のミヤコグサと区別がつく。 2007.5 y |
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コメツブツメクサ Trifolium dubium 道ばたに群生する。 ヨーロッパから西アジアにかけての原産で、日本へは大正時代には渡来していたと考えられている。 小さな花が5〜20個も集まって長さ4mm程の球状になっている。
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ウマゴヤシ Medicago polymorpha 地中海原産で、江戸時代に渡来。 長さ5mmほどの花が4〜8個で1つにまとまる。
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コメツブウマゴヤシ Medicago lupulina ヨーロッパ原産。江戸時代に渡来。 茎は地を這い斜めに立ち上がる。 春から夏にかけ、20〜30個の花が集まった花序をつける。
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カラスノエンドウ Vicia sativa subsp. nigra 花は長さ20mm弱で葉のわきに1〜3個つく。道ばたや空き地に群生している。 托葉(たくよう)の裏側中央には蜜を分泌する黒い腺点があり、アリを寄せ付ける。これは葉を食べるイモムシなどをアリに退治させるためにあると考えられている。豆果が真っ黒になることからカラスの名がついた。豆は柔らかいうちは炒めるなどして食べることができる。 子供の頃、豆のサヤを笛にしてよく鳴らした。フエマメと呼んでいた(y)。一宮町ではシービビと呼ぶそうだ。
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カスマグサ Vicia tetrasperma 花茎の先に5mmほどの花が1〜3個つく。道ばたに見られる。カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさなので、「か」と「ま」の間でカスマグサと名がついた。 2003.4 ss |
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スズメノエンドウ Vicia hirsuta 葉のわきから出る長い花柄の先に3mmほどの小さな花を3〜5個つける。カラスノエンドウより小さいことから名前にスズメが当てられた。
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ナヨクサフジ Vicia villosa ヨーロッパ原産の1年草。 長さ2mほどになる。 春から夏にかけて葉腋に花序を立て、長さ1.5cmほどの蝶形花を一方向に穂状につける。 1943年に天草島での帰化が報告された。 2004.5 na |
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コシナガワハギ Melilotus indicus ヨーロッパ〜アジア原産で世界各地に帰化している。 1年草。高さ60cmほどになる。 花期は春〜夏で、長さ2.5mmほどの花をやや密につける。 戦後、本州以西で見られるようになった。 2021.4 fsu |
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シロツメクサ Trifolium repens 牧草として北海道に輸入され、その後各地で逸出、野生化した。 江戸時代末期にオランダより将軍家へ献上されたガラス器の梱包材として使われたことから「詰め草」の名がついたという。 葉はクローバーとしてなじみ深い。四つ葉は葉の奇形である。 2003.4 ss |
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ナツトウダイ Euphorbia sieboldiana 花期は4〜5月。 丘陵、山地に生える多年草。高さ40cmになる。
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カラクサナズナ Coronopus didymus ヨーロッパ原産の越年生草。世界の温帯を中心に広く帰化している。 春から秋、葉腋に総状花序を出し、直径1mmの細かい白色の花をつける。 明治30年代に小笠原で見つかり、現在は関東地方以西に広がっている。全体に特有の臭気があり、乳牛が食べると牛乳に異臭が移つため牛乳を廃棄しなければならなくなる強害草。
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ヘビイチゴ Potentilla hebiichigo 花の直径は1.2〜1.5cm。 美味しくないために、人間がが食べずにヘビ食べるという意味からこの名がついている。
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ヤブヘビイチゴ Potentilla indica 花径20mmほどで、ヘビイチゴより大きい。 葉は先端がやや尖る形で、ヘビイチゴの丸みを帯びる形と異なる。
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フデリンドウ Gentiana zollingeri 山野の日当たりの良いところに生える2年草。 茎は高さ6〜9cmになる。 花期は3〜5月。花冠の長さ2〜2.5cm。 2008.4 ko |
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キジムシロ 全体に荒い毛が生えている。花は直径1〜1.5cm。花はヘビイチゴによく似ている。葉の形で簡単に区別がつく。 2003.3 i |
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トウダイグサ Euphorbia helioscopia 日当たりのよい畑や道ばたに生える。 全体の形が神仏に供える燈明台によく似ていることによる名前。 植物全体が有毒。茎などを折ると白い乳汁を分泌し、皮膚につくと痛み、時には水泡となる。誤食すると吐き気、腹痛、下痢、重傷になるとケイレンを起こすといわれる。 2003.3 i |
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キュウリグサ 葉をもむとキュウリのような匂いがする。花は直径2mmほどで小さく、歩いていても見落としがちだが畑や道ばたによく生えている。 2003.3 i |
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キランソウ Ajuga decumbens シソ科。 道ばたや畑のふちといった日当たりのよい所に、地面に張り付くように生えている。 別名「ジゴクノカマノフタ」は、これが薬草となることから、地獄の釜にフタをして病人をこの世に追い返すという意味によるもの。 2003.3 i |
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オッタチカタバミ Oxalis dillenii 北アメリカ。花期は4〜10月。 道端、畦、空き地で普通に見かける。
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ケカタバミ Oxalis corniculata var. trichocaulon 花期は4〜10月。 海岸近くでよく見つかるが、内陸部にも生えている。
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アカカタバミ Oxalis corniculata f. rubrifolia カタバミの変種。カタバミと違い砂利や石垣などに生える。葉、茎が赤茶色になるのが特徴。漢字では赤傍食と書く。 葉や茎にシュウ酸を含むので噛むと酸っぱい味がし、葉で10円玉を磨くときれいになる。 2003.4 s |
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ムラサキカタバミ Oxalis corymbosa 南アメリカ原産の多年草。 江戸時代に観賞用に輸入され、関東地方以西に広く野生化している。 日本では花は結実せず、地中の鱗茎によって増える。 2004.5 i |
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ツボミオオバコ Plantago virginica 北アメリカ原産、明治初年にサラダ用野菜として導入されるが定着せずに帰化状態となっている。 全体に白い毛でおおわれている。 2003.4 s |
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アメリカフウロ 葉の縁は紫色を帯びる。花の直径5mm。 北アメリカ原産。昭和8年に京都での帰化が報じられ、現在東北地方以南に広く見られる。
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マツヨイグサ チリ産の2年草。1851年に観賞用に渡来してヤハズキンバイと呼ばれていたが、その後各地で野生化した。 茎は赤みを帯びることが多く、高さ0.3〜1mになる。 花期は5〜8月。花の直径3〜5cm。 2003.12 sn |
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ヤマアイ Mercurialis leiocarpa 谷間に群生している。葉には光沢がある。 花期は4〜5月。
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ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)? 花の直径1cm強。コンクリートの溝に生えていた。 2003.5 it |
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ヒメハギ Polygala japonica 山野の日当たりのよいところに生える。 花が小さくハギに似ているので姫ハギという。 2003.4 s |
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淡路島の生き物たち3