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アカマツ Pinus densiflora 高さ30mにもなる常緑高木。乾燥気味の山地に多い。 葉はクロマツより短めで細い。花期は4〜5月。
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ダイオウショウ(=ダイオウマツ) Pinus palustris 北米南東部原産。 常緑高木。現産地では高さ50m近くになるようだが、日本ではそれよりも低い。 葉の長さが特徴で、40〜50cmになる。
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ヤマツツジ Rhododendron kaempferi 林や草原に生える半落葉低木。日本固有種。 高さ4m程度。 花期は4〜6月。直径3cmほどの赤い花を多数つける。 2022.6 ks |
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タイミンタチバナ Myrsine seguinii 高さ10mになる常緑樹。 花期は3〜4月。雌雄異株。花の直径3,4mm。
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ヤブデマリ Viburnum plicatum var.tomentosum 高さ2〜6mの落葉低木。枝は横にのびる。 花期は4〜6月。白で目立つ花びらは装飾花と呼ばれるもので径3、4cm。両性花は5mmほど。 湿り気のある谷間や林に生える。 2016.5 s-tg |
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エノキ Celtis sinensis var. japonica 高さ20mになる落葉高木。雌雄同株。 果実は鳥がよく食べる。 江戸時代、一里塚の木に使われた。
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コショウノキ Daphne kiusiana 山林内にはえる常緑低木。高さは1mもない。 花期は2〜4月。 2008.3 s |
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モチツツジ 山の道端に見られる。半常緑低木。 花期は4〜6月で枝先に直径5、6cmの花を2、3個つける。 花の付け根は粘る。 2003.4 i |
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コバノミツバツツジ Rhododendron reticulatum 日当たりのよい場所に生える落葉高木。 高さ1.5〜4mになる。 花期は3月下旬〜4月。葉の展開と同時に開花する。 花冠の直径3〜4.5cm。 2006.4 se |
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ウラジロノキ Aria japonica 葉の裏が白く、白い綿毛が密生している。 5、6月に直径1〜1.5cmの白い花を多数つける。 2003.5 i |
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コマユミ Euonymus alatus f. striatus ニシキギ科。 枝に板状の翼があるものがニシキギで、ないものはコマユミという。 5、6月に直径6〜8mmの淡緑色の花をつける。落葉低木。 2016.5 s |
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マユミ Euonymus sieboldianus 高さ8mになる落葉小高木。古代の弓にはこの木が使用されたという。 花期は5〜6月。 秋にはピンク色の実をつける。寂しい秋の色にひときわ映える。種子の脂肪油に吐き気、腹痛、下痢を起こす成分を有するので、食べてはならない。新芽は山菜として食べられる。
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フジ Wisteria floribunda マメ科フジ属。 つる性の落葉木本。ねじの左巻きと同じで左巻きに巻き上がる。 4〜6月に長さ20〜100cmの総状花序が垂れ下がる。 茎は30mにも長く伸びる。 花には甘い香りがあり、クマバチが蜜を集めに来ているのをよく見る。 2003.4 i |
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キリ Paulownia tomentosa 中国中部原産の落葉高木。高さ8〜15m。 4月下旬〜6月に葉が展開する前に、長さ6cmほどの大きな筒状銅形の花をつける。 木目が美しい、狂いが少ない、軽い、耐火性がある、吸湿性が少ないということから、タンスや琴(こと)の材料として使われている。 2003.5 ti |
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ジャケツイバラ Caesalpinia decapetala マメ科のつる性落葉低木。枝には鋭いトゲがある。 5〜6月に長さ20〜30cmの総状花序に直径3cm弱の花をつける。 2003.5 tk |
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ハリエンジュ(別名ニセアカシア) Robinia pseudoacacia 北アメリカ原産で日本には明治初期に渡来。 マメ科の落葉高木。並木としてよく植えられている。 5〜6月に長さ10〜15cmの総状花序を垂らす。 2003.5 s |
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マルバウツギ Deutzia scabra アジサイ科ウツギ属。 5月頃、白い花を上向きにつける。落葉低木。 ウツギ属は茎が中空になっており、名前も空木(うつぎ)とつく。 2003.5 s |
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アキグミ Elaeagnus umbellata マメ科植物と同様に根に根粒菌が共生しているので、やせ地でもよく育つ。 日当たりのよいところに生えている。 花の長さ5〜7mm。花ははじめ白色で、しだいに黄色を帯びる。
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ウバメガシ Quercus phillyraeoides ブナ科コナラ属。 備長炭の原料となる常緑の低木。 バベの木として庭にも植えられ昔からなじみのある樹。山にも多く見られる。 若葉が褐色なので姥芽(うばめ)という名がついた。 花後、翌年の秋に果実のドングリを作る。 2017.5 y-n |
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マルバヤナギ Salix chaenomeloides 別名アカメヤナギ。落葉高木。 2004.4 i |
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イチョウ Ginkgo biloba 雌雄異株の落葉高木。高さは30mになる。 中国原産で室町時代あたりに渡来したといわれる。 花期は5月上旬。 種子のギンナンはギンコトキシンを含み、多量に食べると中毒(痙攣)を起こす。 2004.4 i 左写真は雄花。 |
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ウリハダカエデ Acer rufinerve 山地のやや湿り気がある谷間や緩やかな斜面に生える落葉低木。 日本固有種。雌雄別株、まれに同株。 高さ8m以上になる。葉は長さ10〜15cm。 花期は5月頃。花序の長さ5〜10cm、花は直径8〜10mm。 名前の由来は若木の樹皮がマクワウリの果皮に似ていることによる。 2006.5 am |
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クロマツ Pinus thunbergii 海岸に生える常緑の高木。高さ30mになる。 花期は4月下旬〜5月上旬。 2006.5 am |
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サンショウ Zanthoxylum piperitum 丘陵や低い山地のやや湿り気の多い林縁や林内に生える落葉低木。 高さ1〜5m。雌雄別株。 葉柄の基部の両側に長さ5〜12mmの赤褐色の棘が1個ずつ対生状につく(イヌザンショウは棘が1個ずつ互生状につく)。 花期は4〜5月、枝先に長さ2〜5cmの円錐花序を出し、淡黄緑色の小さな花をつける。 2006.5 am |
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カナクギノキ Lindera erythrocarpa 山地に生える落葉低木。高さ6m以上になる。 花期は4月頃。葉の展開と同時に花をつける。 果実は秋に赤く熟す。 2006.5 am |
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ウグイスカグラ Lonicera gracilipes ver. glabra 山地の日当たりのよいところに普通に生える落葉低木。 高さ2mほどになる。 花期は4〜5月。枝先の葉腋に長さ1〜2cmの細い花柄を出す。花冠の長さ1〜2cm。 実は長さ1〜1.5cm、6月に赤く熟し、食べると甘い。 2006.4 am |
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ムベ Stauntonia hexaphylla 海岸の常緑樹林内や林縁に生える常緑つる性木本。つるの太さは直径8cmくらいになる。 花期は4〜5月。葉腋から短い総状花序を出し、3〜7個の花を下向きに付ける。花の長さは1.3〜2cm。 10〜11月に長さ5〜8cmの卵円形の果実が紫色に熟す。果実は食べられる。 2005.4 y |
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イズセンリョウ Maesa japonica 高さ1.5mになる常緑低木。 葉身は長さ5〜17cm、幅2〜5cmの長楕円形。 雌雄別株で4〜5月に葉腋から総状または円錐状の花序を出し、黄白色で長さ約5cmの花をつける。果実は直径約5mmで晩秋から冬に乳白色に熟す。
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イロハモミジ Acer palmatum 別名イロハカエデ、タカオモミジ、タカオカエデ。 山地の多少湿り気のある日当たりのよい斜面や沢沿いに生える落葉低木。高さ15mになる。 花期は4〜5月、直径4〜6mmの花を複散房花序に10〜20個つける。雌雄同株でひとつの花序に雄花と両性花が混生する。 葉の裂片を「いろはにほへと」と数えたことから名前がついたと言われる。普通にモミジと言われる種。 2005.4 i |
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トネリコバノカエデ Acer negundo 別名ネグンドカエデ。 北米原産の落葉低木。高さ20mになる。 花期は4月。雌雄別株で、雄花も雌花も花弁はなく、細い糸状の花枝の先に垂れ下がってつく。 公園樹、街路樹として植栽されている。 葉がモクセイ科のトリネコに似ていることによりこの名がついた。 2005.4 i |
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メダケ Pleioblastus simonii 高さ2〜4m。 川岸や海岸近くの丘陵地に生える。 花は数十年に1回程度しか付けないという。 左写真は花がぶら下がっている様子。 2004.4 y |
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ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki 山地の林縁や道端などに生える落葉低木。高さ2〜5mになる。 雌雄同株で花期は4〜5月。新枝の基部の葉腋に雄花序、上部の葉腋に雌花序をつける。 6〜7月に直径1〜1.5cmの球形で橙赤色の果実をつける。 2004.5 ik |
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カジノキ Broussonetia papyrifera 高さ4〜10m以上になる落葉高木。 古くから和紙の原料用に栽培され、山野に野生化している。 雌雄別株で花期は5〜6月。 左写真は雌花序で直径約1cm。糸状の花柱がよく伸び出している。 川の端に生えていた。 2004.4 i |
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アオキ Aucuba japonica 高さ1.5〜2mの常緑低木。 葉は厚くツヤがある。 花期は4〜5月。
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オオバウマノスズクサ Arisutolochia kaempferi 山地の林内に生えるつる性の木本。 葉は円形または三角状で長さ10〜15cm。 花期は3〜5月。葉腋に2cmほどで独特な形の花をつける。 川に散った花がいくつか浮いていた。咲いているところを撮影しようと探したところ、地上3mの高さのあたりに見つけることができた。サンダル履きであったが渓流を上り、3mの木に登り、トゲのある植物をかき分け、大変であった。 2004.5 am |
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淡路島の生き物たち3