庭・野山 ハチ(1)
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 ハチ目(膜翅目)は日本に約4,500種確認されており、甲虫類に次いで大きなグループである。
 生態は、植物に寄生するもの、昆虫に寄生するもの、昆虫を狩るもの、花粉・花蜜を採集するものなど多様。
  1  

キイロハラナガツチバチ Megacampsomeris mojiensis
メスの体長17〜27mm。
脚は黄褐色〜赤褐色。腹部に黄褐色〜橙褐色の帯が4または5本。
琉球亜種にアカアシハラナガツチバチあり。

2021.9 ino
ヤドリコハナバチの1種 Sphecodes sp.
コハナバチ科。
腹部前半から中程を越えた辺まで赤色。
似た種が複数存在。

2021.4 s
オオハキリバチ Chalicodoma sculpturalis
体長17〜23mm。
胸部は黄褐色の毛で覆われる。
ドロバチなどの巣跡や竹筒、建材などに営巣する。
ハキリバチという名だが、巣に葉を使わない。泥や松ヤニを使う。

2020.9 i

夜、木の外壁に止まっていた。木に噛みつき体を固定して寝ているよう。
コガタスズメバチ(女王)Vespa analis insularis
体長:女王25〜30mm、働きバチ22〜28mm。
オオスズメバチと酷似しており、同定には正面から口の周りの形を見る。

2021.3 s
朽木内に越冬していた。
冬前に、翌年新女王となる個体以外は死んでしまう。ゆえにこれは新女王になる個体。
ムモントックリバチ Eumenes rubronotatus
体長10〜15mm。
ミカドトックリバチによく似ている。前から見た顔の模様、胸背の背側後方の模様が異なる。

2020.9 i
本種は脚が黒色のよう。イタドリの花に来ていた。
ナミカバフドロバチ Pararrhynchium ornatum
名カバフスジドロバチ、カバフドロバチ。
体長12.5〜16mm。よく似たエントツドロバチ(16〜19.5mm)より小さい。
竹筒などに泥で巣を作り、幼虫に蛾の幼虫を与える。

2020.8 i
キアシナガバチ Polistes rothneyi
体長20〜26mm。
セグロアシナガバチに似るが明るい黄色。
軒下に巣を作ることも少なくない。攻撃性が強く、刺されるとアナフィラキシーを起こす可能性があるため、注意が必要。特に巣の近くで攻撃的に。

2020.7 s
クヌギの樹液に来ていた。
ギンランキマダラハナバチ?
体長7mmほどか。
翅は透明部と暗色部がある。

2017.4 i-ik
クサイチゴの花に来ていた。
アオスジハナバチ Nomia (Haplonomia) punctulata
体長:メス10.5mm、オス10mm位。
地中に営巣する。

2016.7 y-sa
ヤノトガリハナバチ Coelioxys yanonis
体長:メス15mm位。
顔面に黄褐色の短毛を密生する。腹部後端が尖っている。
夏から秋に出現する。

2009.8 ko
シリアゲコバチ Leucospis japonica
体長約11mm。
メスは長い産卵管を持ち、背面にたたんでいる。
春の終わりから夏に見られる。

2011.7 na
オオフタオビドロバチ Anterhynchium flavomarginatum
体長約16mm。
メイガなどガ類の幼虫を捕らえて巣に持ち帰り、卵を産み付ける。

2008.9 i
スズバチ Oreumenes decoratus
体長25〜30mm。
斑紋は橙黄色。
木の枝、壁、墓石などに泥の塊のような巣を作る。この中には多数の幼虫室がある。

巣の材料集めなのか、墓地近くの地面で砂を掘っているようだった。

2008.9 i
オオスズメバチ Vespa mandarinia japonica
体長25〜44mmの世界最大のスズメバチ。
強い毒液を持つため、多数のハチに刺されるとヒトや家畜でも死ぬことがある。
繁殖期の秋に攻撃性が特に強くなる。黒いものを攻撃目標にしやすい。

2017.4 y-su
モンスズメバチ Vespa crabro
働きバチ、雄バチ体長21〜28mm。
腹部の黄色い帯はが波打っているのが特徴。
幼虫に与えるため、よくセミを狩る。クヌギなどの樹液によく来ている。
日が暮れても飛んでいる。

2015.7 i
2019.7 ei
ヒメスズメバチ Vespa tropica pulchra
体長25〜36mm。
尾端が黒色であることが他のスズメバチとの識別点。体は細長く、腹部の赤褐色帯が目立つ。
スズメバチの中では最も巣の規模が小さい。
幼虫の餌にはアシナガバチの幼虫と蛹(さなぎ)を与える。

2004.9 s
キイロスズメバチ Vespa xanthoptera
体長20〜25mm。
スズメバチ科の仲間は、枯れた枝から繊維をとって、パルプ製の巣をつくる。

2003.8 y
←写真は水たまりに水を飲みにきた
軒下の巣→
直径50cmくらいだろうか
2017.9 y-sb
クロスズメバチ Vespula lewisi
体長12〜16mm。体全体に毛が生えている。
土中営巣する。
似た種にシダクロスズメバチがおり、複眼の上の白い部分の形で見分けられる。

2004.4 s
屋内に入り込んでしまい、窓ガラスで出られずに困っていた。
ヒメホソアシナガバチ? Parapolybia varia
ムモンホソアシナガバチ(特徴:頭楯に黒い斑紋)かも。
体長14〜20mm。
腹の第一節が細く長い。

2003.8 i
フタモンアシナガバチ Polistes chinensis antennalis
体長16〜20mm。人家の周辺に見られる。
4月頃、越冬から覚めた女王(創設メス)が単独で巣を創設する。6月中旬に5〜10匹の働きバチが羽化し、それから母娘共同営巣期を迎えて巣は急拡大していく。

2003.4 ss
2020.8 i
セグロアシナガバチ Polistes jadwigae
体長23mm。軒下などに巣を作る。
よく似た種にキアシナガバチ(特徴:前伸腹節に黄色斑あり)。

2001.8 ss 池で水を飲んでいるところ。
キボシアシナガバチ Polistes mandarinus
体長15mm。
アシナガバチの中ではやや赤みがかかっている種。

2019.6 i

2004.4 i
ニホンミツバチ Apis cerana japonica
正確にヨウシュミツバチ(セイヨウミツバチ)と見分けるには後翅の翅脈の違いを見るべきであるが、ニホンミツバチは体色が黒いのでだいたいわかる。
主として木の穴に住んでいる。
ヨウシュミツバチはオオスズメバチ、ミツバチヘギイタダニなどの天敵のため野生化することができない。

2004.10 i
山の古寺に営巣していた。20〜30匹位だろうか、かなりブンブン羽音を立てて飛んでいたが、巣の出入り口に近づいてカメラを向けても攻撃はしてこなかった。
ヨウシュミツバチ(セイヨウミツバチ) Apis mellifera
働きバチは平均7週間ぐらい生き、秋のものは越冬し4〜6ヵ月生きる(女王バチは5年ぐらい生きるものもある)。
働きバチは産まれてからの日数に応じて定められた仕事(巣の温度調節、幼虫の世話、巣の掃除、巣の見張り、花粉と蜜集め)をしている。

2003.3 i
働きバチの翅脈→
2020.11 it
ハキリバチの1種
ミツバチ程の大きさ。
前脚で葉を押さえて口で切り取っている。かみ切った葉で幼虫の育つ部屋を作る。

2003.5 s
シロスジヒゲナガバチ?
ミツバチと同じぐらいの大きさ。
飛ぶ姿はミツバチを「軽やか」と表現するならば、こちらは「やや重い」。羽音の違いでそう感じるのだろうか。
ミツバチが集まるシロツメグサの咲く空き地で同じように蜜を集めていたので、白いミツバチかと思ってしまった。

2003.5 ss
クマバチ Xylocopa appendiculata circumvolans
体長20〜24mm。枯れ木に穴を開けて巣を作る。
大きな羽音とずんぐりとした体格で飛んでいるとよく目立つ。攻撃性は弱い。
花の付け根の方に穴をあけて蜜を吸うため、花からすれば受粉を行ってくれない泥棒のような存在なのかもしれない。

2003.4 i


倒れた枯れ木に巣を作っている。→
クロマルハナバチ(オス)
クマバチより少し小さい程度のハチ。
体全体に生えた毛が美しい。腹部後半はオレンジ色。
レモンエゴマの花にきていた。

2003.9 su
コマルハナバチ?
働きバチ(=メスバチ)は黒色で腹部の先の方が橙色。
クロマルハナバチとコマルハナバチの働きバチはよく似ている。

2007.5 y
ルリモンハナバチ Thyreus decorus
体長13mm。
コシブトハナバチ科で他のコシブトハナバチ類の巣に入り込んで産卵する。

2004.9 i
キマダラハナバチ Nomada japonica
体長13mm。
ヒゲナガハナバチに寄生する。

2004.4 s



2004.7 y

ミツバチ程度の大きさ。
土の斜面にいくつもの巣穴を掘っていた集団の一匹。

2003.8 ut


体長4mmほど。

2003.8 i

体長5mmほどの小さなハチ。
ツルボの花にきていた。

2003.8 s
アカガネコハナバチ?

2003.8 s
アカガネコハナバチ Halictus aerarius



2008.10 sin
ミカドドロバチ?
体長13mmほど。
ツルボの花にきていた。

2003.9 i
トックリバチ(?)

オトコエシの花に飛来していた。

2007.9 i
キアシトックリバチ(?) Eumenes rubrofemoratus
体長10数mm。
よく似た種にキボシトックリバチがいる。腹部に一対の小さな斑紋があるかないかで、キアシと判断したが、もしかしたら間違っているかもしれない。

2015.6 i
トックリバチの1種
夜、木の枝先にとまってじっとしていた。

2005.5 i
エントツドロバチ(オオカバフスジドロバチ) Orancistrocerus drewseni
体長16〜19.5mm。
泥で作る巣穴の入り口を煙突状に伸ばすことからこの名がついている。

2017.7 i  樹液の出ているクヌギに来ていた。
キオビツチバチ Scolia oculata
体長:♀15〜25、♂11〜20mm。
コガネムシの幼虫を狩る。

2019.6 i
ネジバナの蜜を吸っている。→
2003.5 s
ハラナガツチバチ?
体長25〜30mm。
レモンエゴマの花が咲く空き地にたくさんいた。

2003.10 y
キンケハラナガツチバチ Campsomeris prismatica
体長16〜27mm。
雌は黄色の長毛を密生させている。
クコの花にきていた。

2004.10 i
オオモンツチバチ Scolia histrionica
体長:♂13〜21mm、♀19〜31mm。
雄雌ともに花に来る。
雌は土に潜りコガネムシ類の幼虫を探し卵を産み付ける。
砂浜で砂を掘っているところ。このあと体は砂に隠れ、掘った穴もないようになった。モゾモゾと砂が動いていた。なかなか出てこないので棒きれで掘り出すと、ビックリして飛び去っていった。
2003.4 ss
オスは触角が長い→
2020.8 i

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