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オオシマドジョウ Cobitis sp. 10年前まで、シマドジョウと呼ばれていたが、現在は種として細かく分かれている。淡路島にいるのはその1種オオシマドジョウのみのようである。 体長10cm程度。
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テングヨウジ Microphis brachyurus brachyurus 体長25cmになる。汽水域にすむヨウジウオ。
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チチブ Tridentiger obscurus 体長8cmになる。 内湾や河口域に生息するハゼ。 産卵期は5、6月。
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ヌマチチブ Tridentiger brevispinis 体長9cmになる。 チチブに似るが胸ビレ基部に明瞭な橙色帯(下写真赤丸)があることで識別できる。
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オイカワ(オス)Zacco platypus 全長16cm。オスはメスよりも大きくなる。 川の中流〜下流、湖に生息する。 夏の産卵期、オスは婚姻色が出て綺麗な色彩を呈する。 オスは尻ビレが大きい。 2013.6 hu |
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ソウギョ Ctenopharyngodon idellus 全長1m以上になる。 アムール川〜北ベトナムが原産の移入種。 水生植物の茎や葉を食べる。 淡路では、ため池の水生植物の除草目的に放流されている。 2010.4 it |
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カワアナゴ Eleotris oxycephala 全長20cmになる。 河川、河口の淡水域に生息する。 体がツートンカラーであることが特徴。 夜行性で、昼は石の下や物陰に潜んでいる。 2008.11 y |
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ヨシノボリの1種 全長3cmほど。 川の上流でナガレホトケドジョウといた。
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ゴクラクハゼ Rhinogobius giurinus 全長約10cm 眼からエラブタ伸びる暗褐色の模様がはっきり出ている個体は同定しやすい。
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クロヨシノボリ Rhinogobius sp. 体長5〜10cmほど。 2003.5 s |
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ドンコ(全長約3cmの幼魚) Odontobutis obscura 体長10〜15cm。 泥質を好む。人が近づいてもあまり逃げようとはしない。 左写真の稚魚はこの後、体を揺すり泥の中に潜ってしまった。
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スミウキゴリ Gymnogobius petschiliensis 全長10cm程になる。ハゼの仲間。
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ウナギ Anguilla japonica 川のウナギは成長後、8〜10月頃の産卵期に海に下り、深海で産卵して死ぬとされる。シラスウナギは1〜5月に川をさかのぼる。シラスウナギは夜行性である。 現在、ウナギを人工で卵から成体に育てることが困難であるため、養殖ではこのシラスウナギを捕まえて養殖池で飼育する方法をとっている。なお、シラスウナギの採集は採捕許可申請が必要で、許可を受けると12〜3月に採集することができる。 アナゴと違い、下アゴが出ている。 2013.8 i |
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ドジョウ Misgurnus anguillicaudatus 写真は全長21.2cmの大きな個体。最大級の大きさ。だが、文献によると三重県伊賀地方には30cmになるドジョウがいるらしい。 ←同じ水路にいたアルビノ個体。目が赤く、体は金色。ドジョウは他の魚に比べて比較的アルビノが出現しやすい。 古くは「どぢゃう」と書かれていた。 2002.11 i |
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ミミズハゼ sp. 全長約4.5cm。 河口域から潮干帯に生息し、大きいものは8cmになる。潮干狩りの時、石をめくると出てくることがある。 2002.12 y |
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ナガレホトケドジョウ 全長25mm。70mmになる。 眼から鼻孔にかけて黒いラインがあるので、ホトケドジョウと区別できる(地域によってはこれは識別点にならない)。 川の上流に生息する。ヒゲはドジョウの10本に対し、8本である。
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コイ (全長約60cm) Cyprinus carpio 日本の淡水魚の代表であるが、中央アジア原産で日本には平安時代に中国を経て移植されたという。外来魚もここまで古くなると日本の魚としてのイメージが強い。 2002.12 ato |
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ギンブナ Carassius langsdorfii (生まれて半年ほどの若魚全長約3cm) 成長すれば全長30cmにもなる。 淡路中の池にも川にも多く見られる。 雄なしで繁殖する極めて変わった特性を持つ。 2002.12 ato |
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モツゴ Pseudorasbora parva 全長4cmの若魚。成長すれば8cmを超える。 川で見かける。小さな口が上を向いている。 別名クチボソ。 2002.12 ik |
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タモロコ Gnathopogon elongatus 体長12cmになる。 コイ科で、口にはコイのようにひげが生えている。 2002.11 u |
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メダカ Oryzias latipes 1999年に絶滅危惧種として取り上げられて大事にされるようになった魚。島内のブルーギルやブラックバスがいない水系にはまだまだ残っている所もある。 黄色いヒメダカがペットとして売られている。ヒメダカの多くは奈良や愛知で生産されている。「自然のメダカを増やそう」とヒメダカを放流する人がいるが、地域により尾ビレ軟条数や遺伝子に差異があり、地域のメダカを守るという点でやめるべきだろう。 2003.4 i |
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カダヤシ(タップミノーから改名) Gambusia affinis 大きさもメダカによく似ているため、メダカと間違って飼っている人もいる。こちらはメダカと違い卵を産まずに直接子供を産む(卵胎生)。北アメリカ東南部原産で、1916年に台湾経由で奈良に持ち込まれた。 マラリアなどの伝染病を媒介する蚊を退治するために世界の50カ国にのぼる国に移植されている。 カダヤシは蚊を絶やすという意味。しかし蚊のみならず、これが増えると生存競争に負けるメダカも確実に減ってしまう。 2003.1 o |
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カワムツ Zacco temmincki 島内の川で普通に見られる。 オイカワに似るが体はやや太く、上から見ると背びれの前方に黄色い紋様が入っていることで区別できる。 2006.4 y |
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アユ Plecoglossus altivelis altivelis (全長7cmの若アユ) 6月頃に成体となる。 水質に極めて敏感な魚で、水質汚染の指標種となっている。 産卵期は10〜12月初旬頃までで、卵は産卵から15〜30日後にふ化する。ふ化すると流れに沿って海に下り、少し深いところで越冬する。→海の稚魚 左写真のアユは、夜、ライトで照らすと驚いて浅瀬の泥の上に跳ね上がって来たもの。 2003.5 y |
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オオクチバス Micropterus salmoides 通称ブラックバス。 全長30cmになる。左写真は全長5、6cmの若魚。 北アメリカ南東部原産。1925年に学術研究用として箱根芦ノ湖に移入された。 その後、釣り関係者の放流により日本全土に分布が広がった。 悪い外来生物の代表選手となっているが、彼らは連れてこられた不慣れな環境で一生懸命生きているだけ。 2006.7 i |
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ブルーギル Lepomis macrochirus 北アメリカ東部のミシシッピ川流域原産。わが国には1960年に伊豆半島の一碧湖(いっぺきこ)に放流され、その後、全国各地に広がった。 アメリカでは食用として利用されているが、日本ではゲームフィッシングのオモチャとして扱われている。在来種との生存競争に勝ってしまうため各地で問題となっている。 鰓蓋後端に暗青色斑があり、このためにブルーギル(青い鰓)と呼ばれる。 2003.8 y 写真は大雨で、池から休耕田に流されてしまった全長6cmの若魚。 |
淡路島の生き物たち3