庭・野山 コケ植物(1)
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 コケ植物は蘚類(せんるい)、苔類(たいるい)、角苔類(つのごけるい)の三大群に分けられる。
 地衣類、種子植物にもウメノキゴケやサギゴケといった、名前にコケがつく植物がある。また、藻類の一部もコケと呼ばれたりするため、コケ植物と混同されやすい。コケ植物の特徴は、葉緑素を持つため緑色で、根がなく、茎と葉に分かれた体づくり(ゼニゴケの仲間は例外)である。
 コケ植物は日本に1,700〜2,500種程度存在すると考えられている。研究者でないと、一見してすぐに種の判別ができる種は少ない。
  1 

オオバチョウチンゴケ Plagiomnium vesicatum
水辺に生える。葉は長さ5〜8mm、細胞は25〜50μm。
雌雄異株。

2024.4 ks
コツボゴケ Plagiomnium acutum
もしかしたら雌雄同株が特徴のツボゴケ(山地を好む)。葉で見分けられない。
コツボゴケは雌雄異株なので雄株、雌株があると見分けられる。
葉の長さ3mm内外。

2024.4 s
国道端の休耕田に群生していた。
コツリガネゴケ Physcomitrium japonicum
ヒョウタンゴケ科ツリガネゴケ属。
畑や裸地に生える。
剳ソ(さくへい)の長さが8〜15mmあり、同属のヒロクチゴケ(4〜8mm)、アゼゴケ(2〜3mm)と比べ長いのでこれを測れると同定できる。

2024.2 i
ホンモンジゴケ Scopelophila cataractae
センボンゴケ科。
寺社の銅ぶき屋根の下など、銅イオンを含む場所にのみ生える。
和名は東京池上の本門寺で見出されたことによる。
葉は長さ2mm内外。

2023.11 s
寺の軒下あたりに生えていた
ウマスギゴケ Polytrichum commune
茎は高さ10〜20cmになる。葉は1cm前後。
茎の先につける雄花盤は花のように見える。
オオスギゴケに似るが、本種は日当たりの良い場所に生え、オオスギゴケは林床を好む。凵iさく)の形も少し異なる。
ほぼ世界中に分布。

2021.5 au
ギンゴケ Bryum argenteum
茎の長さ1cm前後。
日当たりの良い場所から半日陰地までの土やコンクリートなどに生える。
世界中に分布し、日本では都市部から高山山頂まで見られる。

2021.5 i

凵B2024.2 i
ヒナノハイゴケ Venturiella sinensis
都市部でも見られる普通種。
樹幹や岩、石垣上に生える。
サクは長さ1.5mm前後か。
さく歯や口環が赤褐色なのでクチベニゴケとも呼ばれる。

2016.3 y
ノミハニワゴケ Bryohaplocladium angustifolium
全国に広く分布し、都市部でも普通。
岩面や岩上、腐木上などに生える。長さ5〜10cm。
コメバキヌゴケに酷似しており、顕微鏡で葉身細胞を確認する必要がある。
サク(右写真)柄は赤褐色で2〜3cmになる。サク歯は2列。

2010.5 i
コバノチョウチンゴケ Trachycystis microphylla
茎は直立し長さ2〜3cm。葉は長さ2、3mmで乾くと著しく巻縮する。
雌雄異株。
半日陰地の腐植土上や岩上などに群落をつくる。

2010.5 sr
ユミダイゴケ Trematodon longicollis
葉は線状で長さ3〜4mm。凵iさく)柄は長く15〜30mm。
裸地など開けた場所の地上に群生する。

2007.5 i
アブラゴケ Hookeria acutifolia
葉は長さ3〜4mm。葉身細胞は六角形で75〜130μmと大きい。
日陰地の湿った地上、岩上に生える。

2007.4 y
リボンゴケ Neckeropsis nitidula
2次茎は長さ1〜5cm、葉は長さ2〜2.5mm。
樹幹や岩上に生える。
葉は扁平につき、光沢がある。

2007.4 y
ハリガネゴケ(?) Bryum capillare
凵iさく)柄の長さ2cmほど。山地の岩上に生えていた。
ヤマハリガネゴケの可能性もある。

2007.4 y
カマサワゴケ Philonotis falcata
茎は高さ2〜5cm、葉は長さ1〜2mm。葉のヘリには細かい歯あり。
半日陰地の、流れの側の湿った岩上などに小さな塊になってよく生える。
アジア〜アフリカに分布。

2007.4 i

葉先→
ホソバオキナゴケ Leucobryum juniperoideum
茎の長さ2〜3cm、葉の長さ3〜4mm。
樹木の根元、切り株、朽ち木,、腐葉土上などに盛り上がった群落を形成する。
コケ庭に利用される。

2007.3 y
コスギゴケ Pogonatum minflexum
茎は高さ1〜5cmでほとんど枝分かれしない。
凵iさく)柄の長さ1〜3.5cm。
低地に多い。

2007.3 i

凵B毛で覆われている→
コツクシサワゴケ Philonotis thwaitesii
小型で葉は長さ1〜1.5mm、茎は普通長さ10〜20mm。
湿った地上や岩上に生える。
凵iさく)は球形で少し傾いてつく。柄は赤い。

2007.3 s
キンシゴケ Ditrichum pallidum
剳ソは黄色で長さ2cmほど。
葉の長さ1〜4mm。
開けた裸地に群生する。

2007.3 i
エゾスナゴケ Racomitrium japonicum
日当たりのよい乾いた所によく生えている。
コケ庭の材料によく使われる。

2007.1 y


2003.2 y


2003.1 os


2003.2 y


2003.2 y
ヒロクチゴケ Physcomitrium eurystomum
剳ソは短く4〜8mm。

干上がった池の土に生えていた。

2003.2 i


2003.2 i
ヒメホウオウゴケ?

2003.3 y
ヘラハネジレゴケ
日当たりのよいコンクリートやイワの上に生える。

2003.3 i
タマゴケの1種
タマゴケ?
半日陰の乾いた土に生えていた。

2003.3 i

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