庭・野山 チョウ(1)
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  1 
触角はマッチ棒のように先端が膨らむ。
蛾(ガ)は尖っている。
また蛾と違い夜に飛ばない。
 ◆アゲハチョウ科
アゲハ(春型) Papilio xuthus
ナミアゲハともいう。開張80mm(夏型は120mm)。
季節的に2〜3の型(春型、夏型、秋型)が明らかになっており、サイズと翅(はね)の色の濃さが違う。これには気温、湿度、食草が関係する。
左写真の個体は海岸に来ていたもの。近くに生活排水が流れていたので吸水か。

2003.4 s
2019.5 i 幼虫
カラスザンショウについていた。
終齢幼虫の体長55mm。
キアゲハ(夏型) Papilio machaon
開張120mm(春型は開張90mm)。
アゲハよりも翅(はね)の黄色が濃い。
幼虫はニンジン、ミツバ、パセリにつくが、ミカン科の葉も食べる。

2003.7 i
2015.6 i 幼虫
モンキアゲハ Papilio helenus
開張110〜140mm。
山地に多く、活発に飛び花の蜜を吸う。赤い花によく来る。
左写真は海岸で撮影したもの。流れ込む川の水を飲んでいた。

2003.5 s
カラスアゲハ(?)
ミヤマカラスアゲハという似た種がいる。

2011.6 am
ナガサキアゲハ(メス) Papilio memnon
開張110〜140mm。
南日本に多い。
この辺りで見られるものは、後ろ羽に尾状突起と呼ばれる尾のように突き出た部分がない。(日本の)南に行くと尾状突起のあるものも多くいる。
1824年にシーボルトが長崎で採集・発表した。
写真では羽の付け根の赤い紋でこの種の雌であることがわかる。

2003.10 u
クロアゲハ Papilio protenor
開張100〜120mm。
林の中など、暗い場所で、木の間をぬって飛ぶ。
4〜11月にみられる。

2003.8 s
複数のモンキアゲハに混ざって
地面を流れる水を飲んでいた。→
2015.5 s 
ジャコウアゲハ(メス) Atrophaneura alcinous
開張100〜110mm。
雌は雄より色が薄い。
緩やかに飛び、ヤブガラシなどの花にくる。
地面に降りて吸水することはないという。
幼虫はウマノスズクサを食べ体内に毒をためる。

2003.8 i
2015.5 y 体に赤い部分が多い→
アオスジアゲハ(夏型) Graphium sarpedon
開張70〜90mm。
翅(はね)の青いところには鱗粉(りんぷん)がない。
活発ではやく飛ぶ。
後翅腹部のへりの形と毛の有無で雌雄の判別ができる。
夏型は青い帯が春型よりも細い。

2003.8 s
 ◆シロチョウ科
スジグロシロチョウ(夏型) Pieris melete
別名スジグロチョウ、ウスモンシロチョウ。
開張60。モンシロチョウより少し大きい。
林や谷沿いの日なたと日陰の入り交じった所に多い。

2003.7 i
モンシロチョウ Pieris rapae
開張55mm。成虫は赤紫色に反応する。翅(はね)を動かす速度は1秒間に約9回。
幼虫はキャベツ、ダイコン、アブラナなどの葉を食うため害虫扱いされている。

2003.4 i
ウスキシロチョウ Catopsilia pomona
開張70mm前後。
沖縄以南に生息するチョウで、本土には迷蝶として現れる。

複数個体確認された。

2010.7 y
キチョウ(キタキチョウ) Eurema mandarina
開張25mm。
野原や林などに見られ、低いところを飛んでいる。
山道を歩いていると、草陰にとまっているものが飛び出してくることがよくある。
写真は日暮れ時、寝る場所を確保してじっとしている個体。

2003.8 i
モンキチョウ Colias erate
開張50mm。日当たりのよい草地や畑でよく見られる。花にとまるときはピタリと翅を閉じる。複眼は黄緑色。
年に4、5回発生する。

2003.4 i
 ◆マダラチョウ科
アサギマダラ Parantica sita
開張100mm。長距離を移動する渡りチョウ。
ひらり、ひらりと舞うように飛ぶ。飛んでいる姿は美しい。

2003.10 y
秋になってよく見かけるようになった。
花の蜜を吸っているときはハネに少し触っても逃げなかった。
幼虫は キジョラン、カモメヅル、イケマなどにつく(2021.3 in)
 ◆テングチョウ科
テングチョウ Libythea celtis
開張48mm。
林のまわりや谷川の縁などにいる。
下あごのヒゲが長く、天狗(てんぐ)に見立てての名。

2004.7 s
2016.5 s 
幼虫はエノキにつく
 ◆タテハチョウ科
キタテハ(秋型) Polygonia c-aureum
開張60mm。葉や路上によくとまる。
年4回発生し、成虫のまま越冬する。花、樹液を好む。
秋型はハネのまわりのギザギザが鋭い。

2003.10 s
アカタテハ Vanessa indica
開張67mm。
成虫で冬を越し、冬でも飛ぶ。
雌雄、季節による模様や形の変化はほとんどない。
幼虫はカラムシやヤブマオなどの葉で巣をつくる。

2003.9 i
ヒメアカタテハ Cynthia cardui
開張55mm。
春から夏にかけては少ないが、秋にはあちこちで見かける。
地面によくとまる。

2003.7 s
ルリタテハ Kaniska canace
開張63mm。
林の近くを直線的に早く飛ぶ。
春はタンポポや桜の花、夏は樹液、秋はカキやイチジクの実などにくる。

2003.7 y
風の強い夕方に枝にとまって羽を開いたり閉じたりしていた。
サルトリイバラの葉裏に産み付けていた卵を1個だけ見つけた。高さ1mm程度。
2022.6 i
幼虫は毒々しい姿だが無毒でトゲも痛くない。サルトリイバラやホトトギスなどの葉を食べる。
2020.9 i
イシガケチョウ(オス) Cyrestis thyodamas
開張55〜60mm。軽やかに素早く飛ぶ。
幼虫はイヌビワやイチジクなどにつく。

2003.7 i
休耕田で給水していた
幼虫→
2020.7 s
ゴマダラチョウ Hestina japonica
開張70mm。
エノキの周りを飛び、クヌギやヤナギなどの樹液にくる。
幼虫はエノキにつく。
成虫は5〜9月に出現する。

2006.7 i
コミスジ Neptis sappho
開張45〜55mm。タテハチョウ科。
ゆっくりと舞う。幼虫はハギ、クズ、ニセアカシアなどにつく。

2003.7 i
2012.7 i
コムラサキ(オス) Apatura metis
開張65mm。
オスのハネは見る方向によって紫色に輝く。
成虫は5〜9月に出現。クヌギやヤナギなどの樹液にくる。
幼虫はヤナギ類を食べる。

2010.9 i
ミドリヒョウモン Argynnis paphia
開張60〜70mm。
樹林やその周りに住む。各種の花にくる。
幼虫はタチツボスミレ、ツボスミレなどを食べる。


2009.6 ko
メスグロヒョウモン(オス) Damora sagana
前翅長36〜40mm。
メスのハネは黒っぽくオスの色彩や斑紋と著しく異なる。
成虫は6〜7月に出現し、盛夏に夏眠し、秋に再び活動するので、初夏と秋に目につく。
各種の花を訪れる。
幼虫はスミレ類を食べる。1齢幼虫で越冬。
ツマグロヒョウモン(オス) Argyreus hyperbius
開張70mm。
ひらけた草原に多い。色々な花にくる。
暑さに強い。雌は前羽の表の先が黒い。

2003.8 i
メス 夜は草にぶら下がって休んでいる↑

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