海・浜辺 魚(2)
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ツマグロハタンポ Pempheris japonica
体長15cmほどになる。
全体は橙茶色で、背びれと尻びれの先が黒色。
ミナミハタンポに比べ鱗(うろこ)は細かく、剥がれにくい。

2023.9 y-n
湾内に放り込まれていた魚捕りカゴに入っていた。
クロヒラアジ Carangoides ferdau
アジ科ヨロイアジ属。
体長40cmになる。体は平たい。
体にしま模様が出る。
似た種が多く、幼魚と老齢魚の雰囲気も違うので側線の付き具合や側線りん(ゼイゴ)をよく見ること。

2022.12 y
底引き網にかかった。
イトヨリダイ Nemipterus virgatus
イトヨリダイ科。
体長は35cmを超える。
練り製品の原料にされる。刺し身でも美味しい魚である。

2021.10 y
尾ビレの一番上が黄色の糸状に伸びるのが特徴。
マトイシモチ Jaydia carinata
全長12cmほどになる。
背びれ後半に黒色紋があるのが特徴。
砂〜泥底を曳く底引き網にかかる。

2019.12 y 水深60m付近を曳く底引き網にかかった。その網には1個体だけだった。
ハナイシモチ(?)
全長約7cm。

2018.1 y3 水温が下がり瀕死状態で海面近くに浮いていた。
オオスジハタ Epinephelus latifasciatus
体長1.4mになる大型種。写真は30cm程度の個体。
成魚になると白い帯状の模様が消え、点線となる。

2015.10 y 漁港に仕掛けられたカゴに入った。
コスジイシモチ Apogon endekataenia
体長10cmになる。台湾、西太平洋に分布。日本では東京湾〜琉球列島。
体側に7条のライン(縦帯)、尾柄末端に黒円斑がある。
似た種に体色のラインが3,4条のオオスジイシモチがある。

2013.10 y-n 水深4mほどでネンブツダイと一緒にカゴに入った個体。
ネンブツダイ Apogon semilineatus
体長12cmになる。眼と眼の上に黒色のライン、尾柄に黒色斑がある。
水深100mまでの砂泥底に生息。
産卵期は7〜9月で、オスが卵を口の中でふ化するまで育てる。

2013.10 y-n
←湾内水深4mほどでカゴに入った個体

2013.9 s-so 底びき網水深5,60m→
サクラダイ(メス) Sacura margaritacea
体長13cm、ハタ科。
南日本の魚。
メスは背びれの中程に黒色紋がある。

2013.7? y
サワラ Scomberomorus niphonius
体長1m。
歯が鋭い。体は小さなウロコに覆われる。
産卵期は冬〜春。
近年瀬戸内海では種苗生産した稚魚が放流されている(2013年現在)。

2013.5 y
シイラ(幼魚) Coryphaena hippurus
大きい物では全長2mを超える。
体は偏平。鱗(うろこ)は円鱗(えんりん)ではがれにくい。
表層魚で、幼魚は流れ藻につき、成魚は流木などの浮遊物の下に集まる。
魚食性。

2012.7 y  漁港の水面に数個体いた。
アイブリ Seriolina nigrofasciata
全長50cmになる。
南日本に分布。群れをなさないよう。
味は良い。

2011.11 y 淡路ではあまり水揚げされず、市場に揚がっても捨てられることもある。
カイワリ Kaiwarinus equula
全長30cm。
体は偏平。
砂泥の海底にすむ。
味は良い。

2011.11 y
ヒゲソリダイ Hapalogenys nigripinnis
全長25cm。南日本。
体色は暗灰色で、体側に暗色斜帯が2本走る。
下がく下面の先端近くに痕跡的な短いヒゲが密生する。
食用。
似た種にヒゲダイあり。

2011.10 s 底びき網
生け間にいたときの体色→
コロダイ(幼魚) Diagramma pictum
成長すれば全長50cmを超える。南日本の砂泥底、岩礁域に生息する。
小さいときは白地に黄色と黒色のしま模様で、成長すると青灰色地に黄暗褐色の斑点模様になる。食用。

2010.11 s
底びき網に10個体ほど幼魚が入った。
さらに若い個体は縞が少ない→
2019.8 i
キハッソク(幼魚) Diploprion bifasciatum
全長3cm。全長20cmになる。
皮膚に毒腺があり刺激を与えると毒液グラスミチンを出す。

大阪湾では夏に背びれが長い幼魚(下画像)が水面近くを泳いでいるのが見られる。

2010.9 y 
更に小さい時は背びれ第2,3きょく条が糸のように長い。→
(2010.9 K.H氏撮影、提供。数日後、長いヒレは抜け落ちたという)
オキエソ(幼魚) Trachinocephalus myops
全長32cmになる。
口は大きい。体側に3〜4条の不規則な青色縦帯がある。
脂(あぶら)ビレがある。
魚食性。底びき網にかかる。

2009.10 yd 
エソの1種の稚魚
全長40mm台。

2020.9 i
漁港でLED懐中電灯を照らしていると寄ってきた。
ゴマサバ Scomber australasicus
全長50cmになる。
南西太平洋に分布。
体側に不規則で明瞭な小黒点が多数ある。
沿岸表層性で大群をなして回遊する。体温は周囲の水温より高い。
近似種はマサバ。夏場はマサバよりも美味。

2009.7 sn
マサバ Scomber Scomber japonicus
全長40cmになる。世界の温・亜熱帯に分布。
第1背ビレは溝内に収めることができる。
小さな円鱗(えんりん)でおおわれるが、はがれやすい。
産卵期は7〜8月。夏は味が落ちるが、その他の季節はゴマサバより美味。秋は特に美味。

2005.11 y

漁港水面下を若い個体が10匹程度泳いでいた→
2017.5 y
ヒラ Llisha elongata
ニシン科。
全長50cmになる。
南日本、中国、東南アジア、インド洋に分布。
体は平たい。
浅海の砂泥底に生息し、小魚やエビなどを食べる。

2005.11 y
シロギス Sillago japonica
全長20cm。
内湾、沿岸の砂底に生息し、甲殻類や多毛類を食べる。
産卵期は6〜9月。
西日本ではキスゴと呼ばれる。

2008.10 i 
カゴカキダイ(幼魚) Microcanthus strigatus
全長2cm強。成長すると20cmになる。
磯に生息する。

2008.7 ss
タチウオ Trichiurus lepturus
大きいものは全長2mを超える。鋭い歯を持つ。鱗(うろこ)はない。
昼間は深いところにいて夜間に表層に上がってくる。
生時は青みを帯びた銀色。ヘビのようにくねくね進むのではなく、体を伸ばしたまま泳いでいる。エサを探しているのを観察すると、前進しながら頭部のみを少し左右に振っている。

2007.11 y     2016.8 i ブログ記事

アカタチ Acanthocepola krusensterni
体長40mm。
南日本、中国、シナ海に分布する。体は扁平で長い。
砂泥底に生息し、底びき網にかかる。

写真は水深45mを曳(ひ)く底びき網にかかったもの。食べずに捨てられているようだ。

2005.10 s
アオヤガラ

上から見たところ。右が頭。
岸から釣られたもの。

200? s
アカヤガラ?(幼魚) Fistularia petimba
体長1.5mになる。
体は極めて細長く、扁平。体色は赤褐色。
沖合の深いところに生息する。

底びき網にかかった。この辺りにはアオヤガラが多いが、これは体は赤っぽいのでアカヤガラか?

2007.10 s
マツカサウオ Monocentris japonica
体長15cmになる。
下あごの先端に発光腺が一対あり、ここにバクテリアが共生していて発光する。
ウロコは強大で厚く、体は鎧(よろい)のよう。
図鑑では「美味」と書かれているが私は食べたことがない。

2022.9 y-so
浅い場所にいた幼魚→
2006.3 s
ボラ Mugil cephalus
全長60cm。
内湾に生息し、水面からジャンプしているのをよく見かける。
10月〜2月、4歳になった成魚は外洋に出て、深場で産卵する。
イナ→ボラ→トドと呼び名が変わる出世魚。最後の呼び名「トド」から「とどのつまり」という言葉ができた。

2003.11 i
ボラの幼魚?
夜の海、水面でじっとしていた背中の青い幼魚。約3cm。
魚の種を見分ける大きなポイントのひとつは、鰭(ヒレ)の位置と形を見ることである。

2003.2 s
シログチ Argyosomus argentatus
体長40cmになる。
水深100m以深の砂泥底に生息する。
底引き網によくかかる。

淡路島での呼び方は「クチ」、「グチ」

2007.10 s
ヒメコトヒキ Terapon theraps
体長20cm。
本州中部以南。西太平洋インド洋に分布。
シマイサキに似るが、尾びれに暗色縦帯模様があることで区別がつく。

2007.10 s
イサキ Parapristipoma trilineatum
全長10cmほど。全長45cmになる。
夜、岸壁で寝ていて、懐中電灯で照らすとフラフラ泳ぎだした。昼間、岸壁で群れているのをよく見る。

2003.9 i
ヒイラギ Leiognathus nuchalis
全長14cmになる。
本州中部以南の内湾に生息し、時に川をさかのぼる。
産卵期は6月。
食道周囲に発光腺がある。体の後半は鱗(うろこ)におおわれる。
後頭部と背ビレに黒色斑がある。

小型魚が漁港に群れていて、さびき釣りで釣れていた。体が薄く食用に適さない。

2009.9 i
オキヒイラギ Leiognathus rivulatus
全長9cm。体は平たい。口は伸出する(左写真は伸出している様子)。
沖合や深所にいて、底びき網に入る。

2007.10 s
イボダイ Psenopsis anomala
全長30cmになる。
鱗(うろこ)は円りんではがれやすい。体表から粘液を出す。
鰓(えら)穴の上方に黒褐色斑がある。
低層に生息し、夜間に上層を回遊する。
底びき網によくかかる。
淡路島ではウオゼ、シズと呼ばれている。

2007.10 s
ハナビラウオ(幼魚) Psenes pellucidus
全長50cmになる。
幼魚は半透明で、成魚は黒っぽい暗色。
幼魚はイボクラゲやユウレイクラゲの触手の間にすむ。
写真はユウレイクラゲについていたもの。

2005.9 y
コノシロ Konosirus punctatus
全長25cmを超える。
体は扁平。肩部に黒色斑がある。
内湾に生息し、小型プランクトンを食べる。
寿司ネタのコハダとなる。

2007.10 s
クロサギ(幼魚) Gerres equulus
全長20cmになる。体は銀白色(左写真は夜間の様子)。
体は平たい。口は伸ばすことができる。
内湾の砂底に生息。

2006.11 s
背ビレの前方の外縁が黒い→
マハタ Epinephelus septemfasciatus
全長1m以上になる。左写真は全長10cmほどの若魚。
しま模様があるが大型魚では不明瞭。
やや深場の岩礁にすむ。

2009.5 y
キジハタ Epinephelus akaara
成長すると全長45cmを超える。
小型の内はメスで、大型になるとオスに性転換する。
非常に美味しい魚で、刺身、鍋物、煮付けにされる。

漁港の岸壁に沈めた魚取りカゴに入った。体には寄生虫Lernaeenicus ramosusが多数ついていた。

2006.11 y
イケカツオ Scomberoides lysan
全長50cmになる。
食べられる。
側面からの姿はマアジに似ているが、非常に平べったいのでマアジではないとわかる。
夜の漁港をフラフラと泳いでいた。

2003.12 s
ミナミハタンポ Pempheris schwenkii
体長15cmになる。鱗(うろこ)ははがれやすい。沿岸の岩礁域に生息。夜行性。未成魚は大群を形成する。

和歌山県ではよく釣れると聞くが、淡路では聞かない。
湾内に仕掛けられたカニカゴに入っていた。鱗がはがれており弱っていた。

2007.1 y
マナガツオ Pampus argenteus
体長60cmになる。
本州中部以南。インド洋までに分布。
体は側扁している(平べったい)。
外洋に生息している。

2005.11 y
イトヒキアジ(若魚) Uraspis helvola
体長1m以上になる。
若魚の体は菱形で偏平、背びれと尻びれがとても長く、体側に帯ジマ模様がある。
食用になる。
淡路では南部で若魚が底びき網にかかる。

2005.11 y
コショウダイ Plectorhinchus cinctus
体長50cmになる。
本州中部以南の岩礁域に生息する。朝鮮半島、シナ海、インド洋に分布
産卵期は5〜6月。
1本釣りや定置網で漁獲される。美味しい。

2005.11 y
マアジ Trachurus japonicus
体長40cmになる。
日本各地の沿岸、東シナ海に分布。春夏は北上し、秋冬は南下する。
体色が青っぽいアオアジは沖合魚のことで、金色のものが沿岸に生息するもの。どちらもマアジであるが餌や運動量の違いで味は異なる。金色の沿岸魚の方が美味しいということで商品価値が高い。

2005.10 s
アカカマス(?)
全長30cm。
口は大きく裂けて、歯は鋭い。
塩焼き、一夜干しにすると美味。
アジやイワシを釣っているとかかることがある。
カマスはカマス科の類の総称。

2003.11 s
コトヒキ(全長2.5cmの幼魚) Terapon Jarbua

成長すると全長30cmを越える。
しま模様が特徴。河口付近に多く、若魚は淡水域でも見られる。幼魚は他の魚の鱗(うろこ)をかじる。

2003.9 i
クロホシフエダイ(幼魚) Lutjanus russellii
全長2cmちょっと。成長すれば全長50cmを超える。
成魚になれば黒いしま模様はなくなる。

岩棚の水深15cmほどに何個体か見られた。

2007.9 s
メジナ Girella punctata
全長50cm程になる。
グレと呼ばれている。
生まれて一年は夜の休み場を持つと聞く。

2019.7 i
夜、岩の隙間で休んでいた。模様が出ていた。全長4cm位の若い個体。
アユ Plecoglossus altivelis
全長4cmほどの幼魚。幼魚期は海で過ごす。
夜、湾内の水面近くで休んでいた。
この後、成長して春になると川を上っていく。
中国では「鮎」と書くとナマズのことを指す。

2006.2 y
スギ Rachycentron canadum
体長1.5mになる。左写真は体長40cm程度の若魚。
南日本。全世界の温・熱帯域に広く分布。
コバンザメのように大形魚と共に遊泳するという。
定置網にかかる。
沖縄県では養殖している。
兵庫県では淡路島よりも日本海側で捕獲される頻度が高いように思う。

2005.11 y
マタナゴ(若魚) Ditrema temminckii pacificum
体長25cmになる。左写真は体長4cm程度の若い個体。
関東以南の太平洋岸に分布。
ガラモ場や岩礁域に生息する。
卵を産まない胎生で、5〜6月に10〜30尾の仔魚(しぎょ)を産む。
2007年(?)にこれまでウミタナゴと呼ばれていたものが、アカタナゴ、ウミタナゴ(亜種)、マタナゴ(亜種)の3種に分けられた。

2006.6 s
ニザダイ(幼魚) Prionurus scalprum
全長2.5cmほど。成長すると全長40cmを超える。
幼魚は浅場の岩礁域で見られる。
成魚は大群を組む。
尾の付け根に棘があるのでつかむときは注意。

2007.9 s
テンジクダイ Apogon lineatus
全長8cmほどになる。
水深100m位までの深場の砂泥底に生息する。
産卵期は7〜9月。雄が口内に卵塊を含んで哺育(ほいく)する。
底引き網で獲れ、雑魚として扱われる。

2012.10 s-s
クロイシモチ Apogon niger
全長10cmになる。
胸ビレと尾ビレ以外は暗色。
産卵期は7〜8月。雄が口内に卵塊を含んで哺育(ほいく)する。

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