海・浜辺 魚(3)
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ナツハリゴチ Hoplichthys langsdorfii
ハリゴチ科。体長16cmほど。

2023.11 y
水深50-60m底引き網

体側の各骨板上に後ろ向きの2本のトゲの列が備わるのが特徴。
近似種でよく似たソコハリゴチはこれが1本。
セトミノカサゴ Parapterois heterura
フサカサゴ科セトミノカサゴ属。
体長15cm。
眼が高い位置にある。

2022.9 y-so
水深60mにいた。底引き網にかかったものなのでヒレの膜は破れ、鱗も剥がれ気味。
ホシササノハベラ Pseudolabrus sieboldi
成長すれば全長15cmを超える。
似た種にアカササノハベラあり。以前はこの2種をササノハベラとして同種扱いしてしていた。アカササノハベラは眼の下から胸鰭基部へ伸びる暗色ラインがある。
夜は岩陰などで寝ている。

2020.11 y-o
夜、タイドプールの転石の隙間で寝ていた。
ミノカサゴ Pterois lunulata
体長27cm程度になる。岩しょう底にすむ。食用になる。
背ビレの棘(きょく)条に毒を持つ。

ハナミノカサゴという眼の上のツノ状に突き出した部分(眼上皮弁)が長い、よく似た種(しゅ)がいる。

2015.11 y-so
キリンミノ(幼魚) Dendrochirus zebra
体長1cm台の幼魚。成魚は体長25cm程度になる。
眼上皮弁と呼ばれる眼の上のツノ状に突き出した部分がシマ模様で、眼に褐色のシマ模様が掛かっている。
背ビレの棘(きょく)条に強い毒を持つ。

2014.11 y-sa
アサヒアナハゼ Pseudoblennius cottoides
体長15cmになる。
体の腹側面に銀白色の斑が並んでいるのが特徴。
アマモや藻場に生息する。ホヤの体内に卵を産む。
名前にハゼと付くがカジカ科の魚。

2013.5 y
イゴダカホデリ Lepidotrigla alata
全長20cm以上になるホウボウの仲間。
似た種にカナガシラ、カナドなど有り。

2012.12 y-s 紀伊水道を出た所を曳く底びき網に数匹かかっていた。
胸ビレは斑紋や模様がない黄緑色。吻(ふん)突起が二又。
アヤアナハゼ Pseudoblennius marmoratus
体長15cm。
岩礁域の藻場やタイドプールに住む。
アサヒアナハゼに似ているが、口の大きさ、目の上のフサの形、第1背びれ形などが識別点となる。

2011.12 yo
ホタルジャコ Acropoma japonicum
全長12cm。
南日本、フィリピン、南アフリカに分布。
肛門近くの筋肉内に発光腺があり、その中に発光細菌が共生する。
ウロコははがれやすい。
底びき網にかかる。
ジャコ天など、練り製品の原料となる(淡路では使われているかわからない)

2010.11 s
ツバメコノシロ Polydactylus plebeius
全長60cmになる。
西太平洋、インド洋に分布。東京湾以南の沿岸の砂泥底や汽水域に群泳する。
胸ビレの下方に5本の遊離軟条があり、海底表面に接触させて餌を見つける感覚器官として使われる。

2009.12. y
ヒメダラ Laemonema nana
チゴダラ科。
全長10cm弱。
瀬戸内海にも生息する。

大阪湾を出たあたりで底びき網に入った。

2007.5 y
アヤメエビス Sargocentron rubrum
全長約5cmの幼魚。成長すると全長20cmほどになる。
本州中部以南に生息。
イットウダイ科の仲間はよく似たものが多いが、本種は背ビレや体の模様で識別できる。

夜、水深約20cmの所にいた。寝ぼけていたので簡単にすくえた。

2008.10 ss
ハオコゼ Hypodytes rubripinnis
全長10cm。
淡路では、ギギ、イザチン、お姫さんと呼ばれる。
背びれのトゲで刺されると蛋白毒を注入され痛い。釣り、海水浴では注意が必要。

トゲの表面を覆っている組織全体に毒が含まれていて、敵の体に刺さったときに組織が破れ、傷口に入るのが特徴(学研フィールドベスト図鑑 危険・有毒生物)

2003.1 s
ムラソイ
全長8cmの幼魚。岩の間に捨てられた植木鉢の中にいた。

2003.1 i
クロソイ Sebastes schlegeli
全長45cmになる。
体色は暗灰褐色。
浅海で底生生活をする。
5〜6月に仔魚(しぎょ)を出産する。卵は産まない。

2010.12. y
カサゴ Sebastiscus marmoratus
体長30cmになる。
関西ではガシラと呼ばれている。岩場に生息している。卵は産まず魚形の全長4〜4.5mmの子供を産出する(卵胎生)。胎生期は冬から春。

2004.12 y
ヨロイメバル Sebastes hubbsi
体長15cm。
アマモ場、ガラモ場、磯に住む
似た種に、尾に淡黄色帯が目立つコウライヨロイメバルあり。

2004.1 i
タケノコメバル Sebastes oblongus
全長35cmを超える。
北海道南部〜九州に分布。
沿岸の岩礁域に生息する。
11〜1月に仔魚(しぎょ)を出産する。卵は産まない。

2011.9 y
ヨロイメバルの幼魚(?)
全長30mm弱。

水面付近に何個体かいた。頭を斜め上向きにして胸びれをヒラヒラ、体をくねらせ泳いでいた。

2008.2 s
シロメバル(上)・クロメバル(下)
2008年に今まで単にメバルと扱われていた魚がシロメバル、クロメバル、アカメバルに分けられた。
岸壁にいるものはシロメバルが多いよう。
体色が分かりにくいものでも胸ビレの条数の違いである程度識別できるよう。
全長30cmを超えるものもいる。
カサゴ同様、卵ではなく全長約6mmの子供を産む。

2008.12 g
アカメバル
胸ビレの条数はアカメバル15本、クロメバル16本、シロメバル17本。ただし個体によって1本少ないものも見かけるので胸ビレで100%同定できるとは言えない。

クロメバル、シロメバルに比べ身が柔らかく、値段は安いと聞く。

2008.12 y
ハチ Apistus carinatus
全長15cm。
背ビレの15棘、尻ビレの3棘、左右の腹ビレの各1棘、眼の前の棘に毒を持つ。
胸ビレは長い。
沿岸の砂泥底にすむ。

底引き網にかかる。

2007.10 s
ヒメオコゼ Minous monodactylus
全長10cm。
砂泥底に生息する。
顔にはトゲ状の隆起が多くゴツゴツしている。
頭棘、背ビレの10棘、臀ビレの2棘、左右胸ビレの各1棘に毒を持つ。
美味しいと聞く。

2007.10 s 写真は底引き網にかかったもの。
アブオコゼ Erisphex pottii
全長12cmほどになる。
砂泥底に生息し、底びき網に入る。
頭棘、背ビレの12棘などに毒あり。

2005.10 s 水深45mを曳(ひ)く、底びき網に入った若い個体
オニオコゼ Lnimicus japonicus
全長25cmになる。
背ビレの17棘が刺さりやすく毒が強い。頭部の棘突起も注意。
体に鱗(ウロコ)がない。

2006.6 y
サラサカジカ Furcina ishikawae


2007.12 i
イダテンカジカ Ocynectes maschalis
全長2.5cmほどの幼魚。全長10cmになる。
タイドプールや沿岸の岩礁に生息。
写真の個体は緑色であるが、特に緑の魚ではない。成長すれば色が変わるのだろう。

2006.4 y
キヌカジカ Furcina osimae
体長8cm。
タイドプールにいた。

2005.2 y
アナハゼ Pseudoblennius percoides
体長15cm。
体は細長い。ウロコはない。
藻場に生息する。

2004.11 i
アイナメ Hexagrammos otakii
全長35cmまで。左写真は全長4cm程度の稚魚。
体側にある測線は各側5本。淡路での呼び名はアブラメ。

2006.2 s

大潮干潮時水深約5cmの岩場にアイナメがいてライトを当てると岩場に隠れた。魚がいた下には3色に色づいた卵塊があった(’03.12i)→
クジメ Hexagrammos agrammus
全長20cm。
浅海のおもに藻場に生息している。
アイナメに似ているが、側線が体側に1本である(アイナメは5本)、尾びれがウチワのような形(アイナメは弱い凹形)をしていることで区別ができる。
味は磯臭い。

2003.12 i

オニゴチ Onigocia spinosa
体長10cmほどの小型種。
水深100m前後までの砂泥底に生息。底びき網にかかる。
2008.10 s
瞳孔上に張り出す採光皮膜が独特の形をしている→
メゴチ Suggrundus meerdervoorti
体長20cm。
南日本、黄海、東シナ海に分布。内湾から沖合の水深100m前後に生息する。底引き網によくかかる。

2005.10 s

明るさによって瞳の形を変えるようだ。右写真は明るい場所での様子。下側から虹彩が隆起し、瞳を小さくしているよう。→
ホシビクニン Liparis punctulatus okadai
全長9cm。
腹びれは小さく吸盤状。
体色は褐色で眼径大の白色円斑が散在するものが多い。
磯に生息する。

2009.12 y-o
スナビクニン
全長10cmくらいになる。

2004.5 s  テトラポッドに生えるワカメに付いていた。全長20〜24mm。
同じ種であると考えられるが、3個体それぞれ模様が異なっていた。春先、ワカメにこれ位の小さな個体が付いているのをよく見る。

腹には腹鰭(はらびれ)が変化した吸盤が付いており、これで海草や岩にはり付く。→
キビレミシマ Uranoscopus chinensis
体長25cm。底引き網や定置網にかかる。
ミシマオコゼに似る。尾ビレが黄色い。海底では体を砂に潜らせ、眼を砂から出している。底生性の小動物を捕らえて食べる。

2005.9 y
キビレミシマ。前鰓蓋下縁に棘が4本。
2019.12 y-s
ミシマオコゼ。前鰓蓋下縁に棘が3本。
2019.12 y-s
ホンベラ Halichoeres tenuispinnis
全長20cm。
内湾の海藻が多い岩礁域にすむ。
性転換する。

夜、大潮の引き潮で干上がっていた。触ると飛び跳ねて海に帰っていった。

2008.11 yoi
オハグロベラ(メス) Pteragogus aurigarius
全長20cm。
オスは黒と黄色でやや不気味な感じがする。
海藻の多い岩礁域に生息する。

2009.5 y
キュウセン(オス)Halichoeres poecilopterus
体長10〜20cm。
雄と雌で体色が違い、オスはアオベラ、メスはアカベラとも呼ばれる。
夜間は砂に潜って眠り、低温期には砂に潜って冬眠する。
キュウセンという名は、雌に9本のシマ模様があることから「九線」の意味か。

2004.12 y
コブダイ(オス) Semicossyphus reticulatus
ベラ科。オスは全長1mになる。メスはオスの半分ほどにしかならない。
オスは成長すると頭部のコブが肥大する。
甲殻類や貝類を好む。
由良ではモグシと呼ばれる。淡路島では味が好まれず、食べる人は少ない。

2008.7 s
アイゴ(体長4cm台の幼魚) Siganus fuscescens
体長30cmになる。藻や海藻、またそれにつく小動物を食べる。
背ビレ、腹ビレ、臀ビレに毒棘があり、触ると刺される。
身は磯臭いが美味。顔がウサギに似ているということで英語ではラビットフィッシュとも呼ばれる。

2019.11 i
体は扁平 2004.1 i
ホウボウ Chelidonichthys spinosus
体長30〜40cm。砂泥底、砂礫(されき)底に生息。胸ビレの前方にある左右3本ずつのトゲは指状で、これで海底をはって餌をあさる。
胸ビレは模様があり大きく美しい。浮き袋から音を出す。
煮付けや鍋料理にされる。

2003.6 k
ツルウバウオ Aspasmichthys ciconiae
体長6cm。腹鰭(はらびれ)が変化した吸盤で岩にひっついている。
タイドプールにいた。体表は粘液に覆われ、この粘液は魚を殺す毒があるとされる。

2005.2 y

手で簡単に捕まえることができた。ヌルヌルしていた。吸盤を見る為に水の中でひっくり返して手を放しても逃げずにしばらく仰向けになっていた。
ヒメジ Upeneus japonicus
全長20cm。
沿岸の砂泥底に生息。尾ビレの上半分がしま模様。

2007.10 s

口の下に黄色い2本のヒゲがある。これを使い餌を探す→
ヨメヒメジ Upeneus tragula
全長15〜20cm程度。
尾ビレにある暗褐色のしま模様が特徴。

2006.11 y
タカサゴヒメジ Parupeneus heptacanthus
南日本。インド洋、太平洋に分布。
体側に小さな赤褐色の紋があるのが特徴。
アゴヒゲは白っぽい。

2011.10 y
ムスジガジ Ernogrammus hexagrammus
体長13cm。岩礁に生息する。
眼の後方から鰓(えら)ブタにしま模様がついている。胸ビレもしま模様。
ギンポに近い種。
夜、岩の下から出てきているのを見かける。

2005.12 y
サイウオの1種
体長3cm。サイウオは8cmになる。
体は細長く扁平。第1背ビレの1きょくが頭の上に長くのびる。

大阪湾を出たところを引く底びき網に掛かった。

2008.3 y
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