海・浜辺 魚(4)
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     4  

ムシフグ Takifugu exascurus
体長21cm。日本固有種。
背びれ、尻ビレは黄色。
体は、虫が喰った跡ような模様。

2024.1 y-n
船着き場に沈められた魚捕りカゴに1個体入っていた。
ホシフグ Arothron firmamentum
モヨウフグ属。
南日本、南シナ海、オーストラリア、ニュージーランドに分布。
やや深いところにすむ。
体長40cm。
全身は小さな棘で覆われる。

2022.9 y-so
水深60mにいたもの
クロサバフグ Lagocephalus cheesemanii
沖合の種とされるが2021年夏〜秋には大阪湾でかなりの数が入っていた。釣りの糸に噛みつき切ってしまうため釣り漁師には厄介者とされた。
似た種にシロサバフグ、ドクサバフグがいる。尾ビレでの識別がわかりやすい。
食べられる。

2021.10 y
底引き網に入った。
尾ビレは横から見ると上と下が白く、中央が凸。胸ビレ・背ビレとともに全体の色は黒っぽい。
サザナミフグ(幼魚) Arothron hispidus
我が国では千葉県以南に見られる。
体長45cmになる。

2016.12 i
シマフグ(幼魚) Takifugu xanthopterus
成長すると体長50cmを超える。
卵巣、肝臓に強い毒、腸にも毒を持つ。筋肉、皮、精巣は食用となる。

2016.9 sum
漁港にすれられた成体
2019.11 i
ハコフグ Ostracion immaculatus
体長45cm。
体は硬い甲板で覆わる。
腹ビレはない。
厚生労働省では筋肉、精巣を無毒としている。肝臓を食べると食中毒が起こることがある。毒はパリトキシンあるいはパリトキシン様物質、パフトキシンか。

2013.9 y
キタマクラ Canthigaster rivulata
体長約7cm。体長20cmになる
クサフグやトラフグなどに比べ体はやや偏平。腹部に小さなトゲが密生。
皮膚は強毒、肝臓と腸は弱毒、卵巣と肉は無毒といわれる。
食べると北枕に寝かされる(死ぬ)という意味の名前だが、名前ほど毒は強くない。
沿岸の岩礁域に生息。

2011.8 y
ミナミハコフグ(幼魚) Ostracion cubicus
全長約1.5cm。成長すると全長30cmになる。
紀伊半島以南、西・中部太平洋、インド洋に生息。
幼魚は黄色い体に黒点が散在する。
成体は暗褐色で腹面は淡い。

2016.8 y 漁港の水面を泳いでいた。
クロウシノシタ?(幼魚)
全長約7cm。

最初イヌノシタとしていたものを、掲示板でクロウシノシタであろうと教えてもらった。
口の縁にヒゲがあれば確定できるそうだが、この画像では識別できない。

2010.11 i 河口の砂底に隠れていた。
クロウシノシタ Paraplagusia japonica
体長35cm。
内湾や沿岸の浅所から深い砂泥底に生息。
二枚貝や小型の甲殻類を食べる。
産卵期は夏。

2009.2 yue
アラメガレイ Tarphops oligolepis
全長5cm。小型のヒラメ。
水深30m以浅に生息。
石狩湾・千葉県〜九州、台湾に分布。
ウロコは大型ではがれやすい。
有眼側に黒色斑が散在する。

2010.  y-d
ダルマガレイ?チカメダルマガレイ?
体長10cm弱。
尾びれに黒色斑が2つある。

2010.10 y-d
ムシガレイ Eopsetta grigorijewi
全長40cm。
日本各地の砂泥底に生息。
目玉くらいの輪紋が、側線をはさんで3対あるのが特徴。
底びき網にかかる。

2009.3 y
ミナミウシノシタ Pardachirus pavoninus
全長約5cm。成長すると20cmを越える。
眼は小さい。
黄褐色に乳白色〜黄色の斑紋があることが特徴。
背ビレと尻ビレの軟条基部に毒腺があり、刺激を与えると乳状の毒液を出し小魚などを殺す。
皮に毒があるので食べるとシガテラ中毒のような症状になり危険。

2008.10 i 大潮でよく潮が引いた砂浜で見つけた。
マコガレイ Limanda yokohamae
全長30cm以上になる。
100m以浅の砂泥底に生息。産卵期は冬。卵は粘着性。
孵化画像


2006.5 i

河口浅瀬に若魚が何匹かいて、手で捕まえられた。
トビササウシノシタ Aseraggodes kobensis
体長10cmほどになる。
千葉県以南、新潟県以南。東・南シナ海、ハワイに分布。
ササウシノシタに似ている。斑紋と鰓蓋(えらぶた)の形で見分けられる。
底びき網にかかる。

2005.12 y 左写真は水深約60mをひく底びき網にかかったもの。
シマウシノシタ Zebrias zebra
体長18cm。
尾ビレには黄色い斑紋が目立つ。

2005.2 y

砂浜の浅瀬にいた若い個体。
体長8cm位か→
2016.12 y-oi
イシガレイ Kareius bicoloratus
全長50cm以上になる。
水深30〜100mの砂泥底に生息する。
ウロコがない。有眼側(表)に3本の石状骨板が走っており、これから「イシ」の名が付いている。

2007.2 y
メイタガレイ Pleuronichthys cornutus
体長30cm程度になる。体はひし形。
口は小さく、甲殻類などを食べている。
眼隔の前後に骨質の突起がある。
唐揚げ、刺身、煮付けにして食される。
カレイは片側だけの魚という意味で「片割れ魚」からこの名に。

2003.6 k
ヒラメ Paralichthys olivaceus
体の色を環境の色によって変化させる。5月頃、水温が15℃以上になると、1mm弱の無色透明の浮遊卵を産む。ふ化後すぐは普通の魚のように眼は両側についており、体は細長い形をしている。
雌の方が大きくなり、全長80cmを越えるものもいる。
昔から「左ヒラメ、右カレイ」という覚え方がある。腹を手前に置くと左に頭がくるのがヒラメである。しかし養殖等で大量生産していると右向きのヒラメが数千分の1などという割合で出てくる。

2003.5 s
タマガンゾウビラメ Pseudorhombus pentophthalmus
全長20cmを超える。
有眼側に黒色眼状斑があり、これで同定ガンゾウビラメと区別がつく。(左写真のものは、生きているが網ズレで斑紋が薄れてしまっている)
底びき網によく入る。

2007.10 s
ダルマガレイの1種
ナガタマガレイ?

2007.11 s 水深50〜60mをひく底びき網に入った。
トラフグ Takifugu rubripes
全長70cm以上になる。
室蘭以南の太平洋沿岸と日本海沿岸各地、東シナ海に分布。
3〜6月に産卵する。
肉、皮、精巣は無毒。肝臓と卵巣は強毒で腸は弱毒。
毒はテトロドトキシン(TTX)で生まれたときは持っておらず、食べて体内に濃縮していく。食べさせなければ無毒のトラフグを作ることも出来るが、免疫上弱いフグになる。

2010.10 y
コモンフグ(若魚) Fugu poecilonotus
体長25cmになる。
背面は褐色で不規則な淡色の斑紋におおわれる。
しりビレは黄橙色。
毒性は強い。

2006.8 s
漁港内の岩棚を体長4cm程度の若魚が群れずによく泳いでいた。
シナフグ Fugu vermicularis radiatus
体長25cm位になる。
瀬戸内海、九州西岸。黄海、東シナ海に分布。
胸ビレ後方に楕円形の模様がある。
肝臓と卵巣は猛毒、皮と腸は強毒。肉は弱毒を持つ場合もあるが食用上は無毒と考えられる。
魚市場によくあがっている。

2005.11 y
シロサバフグ Lagocephalus wheeleri
全長30cmほど。
目が大きく、体の背面の色は金色っぽい。
無毒のフグで素人でも調理して食べることができる。
淡路市佐野ではギンナンと呼ばれる。

2003.11 s
ヒガンフグ Fugu pardalis
体長36cmになる。左写真は体長50mmほどの個体。
浅瀬の岩礁に生息。
卵巣と肝臓は猛毒、皮は強毒。卵巣は産卵期に毒性が高く、精巣は時に弱毒。血液と筋肉は三陸沿岸以外は無毒とされる。

2004.8 i
クサフグ Fugu niphobles
岸壁や河口でよく見られる。淡水に強く、河口の塩分がかなり低いところでも泳いでいる。よく砂に潜り、眼だけを砂から出している。
フグは毒(テトロドトキシン)を餌から取り込み体内に濃縮していく。
裏技:生まれてから、毒を食べさせないようにすれば無毒のフグができる。

2003.1 i
ハリセンボン Diodon holocanthus
全長40cmになる。
危険を感じると水や空気を取り込んで体をふくらませ、トゲを立たせて防御態勢をとる。普段はふくれておらず、泳いでいるのを見かけてもハリセンボンとわかる人は少ないかもしれない。
体のトゲは1000本もなく、その1/3程度である。

2003.12 s

空気でふくれた状態で海に放すと、数分間、腹を上にしてプカプカと浮いていた。→
2012.7 y
↑3cmの稚魚(腹側)、黄色を帯びていて腹まで黒色斑がある。
アミメハギ Rudarius ercodes
体長40mm。
本州中部以南に生息。体は扁平。
水深20m以浅の岩礁域、藻場、内湾の砂底や波止場に群れている。

2021.1 i

2004.8 s
ウスバハギ Aluterus monoceros
英名Unicorn filefish。
体長75cmになる大型のカワハギ。
本州中部地方以南。世界各地の温帯、熱帯海域に分布。
体は著しく側扁。
左写真では目の上にある背ビレ第1きょく条は折れて短くなっているが、本来はこの3〜4倍位長い。
カワハギに比べ半値程しか市場価値がない。

2005.11 y
アミモンガラ Canthidermis maculata
全長50cmになる。
眼の前方に溝がある。尾ビレは若い時は丸く、成長すると上下両端が伸長する。

2009.9 y 水中では青色だったが、撮影のため水上に引き揚げると黒っぽくなった。水中に戻すとまた青っぽくなった。
幼魚→
流れ藻や浮遊物に付いている
2012.7 y 2020.9 i
クラカケモンガラ(全長2cmほどの幼魚) Rhinecanthus verrucosus
全長30cmになる。
太平洋西部、インド洋の熱帯のサンゴ礁の海に生息するが、幼魚は黒潮に乗って本州沿岸にやってくる。

2007.8 s
ウマヅラハギ Thamnaconus modestus
全長30cmになる。
この辺りでは「長(なが)バゲ」と呼ばれ、冬場の鍋物によく使われる。

2006.10 i
カワハギ Stephanolepis cirrhifer
全長30cmになる。体は平たく、口が小さい。
体表は小さなトゲ状の鱗(うろこ)で覆われ、ザラザラしている。
皮を剥(は)いで料理することからカワハギと言われる。
淡路ではマルバゲ、または単にハゲと呼ばれる。

2003.8 s
ソウシハギ Aluterus scriptus
全長9cmほどの若魚。全長75cmになる。
体は強く扁平し、薄く平べったい。
腸にスナギンチョク由来の毒を持つ場合がある。
毎年、流れ藻や漂流するゴミに稚魚が付いているのを見る。

2003.8 i
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