海・浜辺 カニ(3)
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    3

フタバピンノ(フタハピンノ) Pinnotheres bidentatus
甲幅4mm程か。
イソシジミやオチバガイなどに寄生する。
よく泳ぐ。

2020.8 y
夜、漁港の水面を泳いでいるところを陸から撮影。
マメアカイソガニ Cyclograpsus pumilio
甲幅1cm。
アカイソガニに似ているが、歩脚に長い毛が目立つ。
満潮線付近のゴロ石の下にいる。

2019.6 y-o
ヒメノコハオサガニ?
甲幅10mm程度。

2019.10 y-ar
水深10m位の泥が多い底にいたと思われる
メクラガニ Typhrocarcinus villosus
甲幅10mm弱。

2019.10 y-ar
ヨコナガモドキ Asthenognathus inaequipes
甲幅10mm。モクズガニ科。
泥〜砂泥底に生息。
トゲイカリナマコの巣穴にすむことが知られている。

2018.3 y-ar
ツノメガニ Ocypode ceratophthalmus
甲長37mmまで。スナガニよりも大きくなる。大きいものは眼の先端に角(つの)がある。
砂浜に巣穴を掘る。淡路島では越冬できずに死ぬと聞く。

2016.9 y-n
甲の下の方に黒い紋が1対あるのが特徴→
似た種にスナガニ、ミナミスナガニ、ナンヨウスナガニ、ホンコンスナガニなどがいる。
アカホシマメガニ Pinnixa haematosticta
甲幅3mm度?
スジホシムシモドキの巣穴にすむ。
体にスジホシムシモドキヤドリガイが寄生することがある。(写真の個体には目の横、第四脚についてる)

2015.4 y-sb
オキナガレガニ Planes cyaneus
甲幅23mm程度。
房総以南の各地の浮遊物(流木、流れ藻など)について流れている。
歩脚の腕節、前節に軟毛を密生し、前節の後縁と指節の両縁には棘状の剛毛をもつ。

2020.9 i

2012.8 i
エボシガイのつく10cmほどの流木に付いていた。水中では素早い動きをしたが、撮影のため石の上に陸揚げするとじっとしていた。
トゲアシガニ Percnon planissimum
甲幅1cmほどの若い個体。甲幅5cmほどになる。
潮間帯付近の磯や岩場に住み、危険を感じると隙間に入っていってしまう。
細長い脚と甲のラインが特徴。
観賞魚水槽に入れるとコケ取りとして役立つ。

2011.12 yo
ヨコヤマメガニダマシ?


2010.6 y
フタバカクガニ Perisesarma bidens
甲幅28mm程度。
河口や海辺の湿地帯に生息する。

2010.7 y
ミナミアシハラガニ Helice leachi
甲幅20mm程度。
甲は膨らみがある。
潮間帯上部の転石下に見られる。

アシハラガニやユビアカベンケイと同じような場所にいて、穴に浅く隠れていた。

2010.6 y
ムラサキゴカクガニ Echinoecus pentagonus
甲幅10mmほど。
サンゴ礁や岩礁の潮間帯付近に生息。
ムラサキウニやアカウニなどの口の付近に隠れすんでいる。

ムラサキウニについていた。

2010.1 s-n
フジテガニ Chiromantes villosum
甲幅13mmほど。
甲羅の表面は小顆粒で覆われている。
ハサミは藤色〜淡紅色。
飛沫帯の石の隙間にいた。

2009.7 y
モールスガニ Xenophthalmodes morsei
甲幅10mm。
甲羅の側縁に毛が生えている。
名にあるモールスはE.S.モールス博士(我が国動物学会の恩人だそう)から。

大阪湾で底びき網に入った。

2009.3 su
オキナガニ Heteropilumnus ciliatus
甲幅15mm。
礫質の潮間帯にすむ。
甲、ハサミ、脚とも長い毛で覆われている。

2008.11 y
ヒメヒライソモドキ Ptychognathus capillidigitatus
甲幅8mm。甲側縁の切れ込みは2つ。
河口、干潟の転石下に生息。
ハサミの谷間に毛の束を持つ。
タイワンヒライソモドキに似ている。

2008.11 yf
スネナガイソガニ Hemigrapsus longitarsis
甲幅1cm弱。
甲羅側縁に3歯がある。
浅場で海草についているのを見る。

2008.9 s
チゴイワガニ Ilyograpsus nodulosus
甲幅約3mm。7mm程度になる。
甲の側縁には大きめの歯が3つと一番下に小さな歯が1つの計4歯がある。
内湾、河口の泥が多い砂泥底に生息。

大潮で干上がった河口の砂泥の上を歩いていた。

2008.9 i
タイワンヒライソモドキ Ptychognathus ishii
殻長10mm程度。汽水域にすむ。
甲が平らでヒライソガニに似るがハサミの谷間に毛の束を持つことが特徴。

2008.5 y
ウモレマメガニ Pseudopinnixa carinata
甲幅10mm弱。
干潟で見られる。
脚には毛が多い。

2008.9 s
ユビアカベンケイガニ Parasesarma erythrodactylum
甲幅15mm。
小潮時の満潮線よりやや上辺りに生息。

2008.8 y
ハサミの先が赤色→
ヒメアシハラガニ Helicana japonica
甲幅20mm。アシハラガニに比べ小型。マダラ模様。
第1〜3歩脚まで毛が生えており、アシハラガニが第1〜2歩脚までであるのと異なる。
他のカニを捕食する。

2008.8 y
ヒメベンケイガニ Nanosesarma gordoni
甲幅7mm程度。
体には毛が多く生えている。

2008.5 y
イワガニ Pachygrapsus crassipes
甲幅8.5cm。岩場、テトラポッドの波打ち際付近に多い。
昼間は近づくとすぐに逃げるため、なかなか捕まえられない。
日本各地にいるが明治23年(1890)以前に記録がなく、アメリカからやってきたものと考えられている。
ほとんどのカニ類は成長すると脱皮は年1回になってしまうが、イワガニは雌が年3回、雄が年4回程脱皮する。

2003.4 s
イソガニ Hemigrapsus sanguineus
甲幅2.8cm。歩脚に赤紫のシマ模様がある。
岩場、潮溜まりに普通。

2006.3 y
アカイソガニ Cyclograpsus intermedius
イソガニと同じくらいの大きさ。
肌色地に濃紫色の模様。
石の下にいた。あまり見かけない。

2003.1 y

ケフサイソガニ Hemigrapsus penicillatus
甲幅2.5cm。河口域に生息する。
雄のハサミには軟毛のフサが生えており、泥が付いているように見える。
最近になってタカノケフサイソガニと分けられた。タカノケフサイソガニ(♂)はハサミのフサが内、外とも同じような大きさ。

2007.8 y

フサは内側に比べ外側が小さい。→同一個体のハサミの内側





2003.2 y
ヒメアカイソガニ Acmaeopleura parvula
転石下にいる、甲幅10mm程度。
体表には毛が生えている。

2008.4 y
危険を感じるとこのように固まる→
2016.10 i
ヒライソガニ Gaetice depressus
海岸の石をひっくり返すとかなりよくいる。甲の表面が扁平で、色は赤っぽいものから白色まで様々。

2003.1 y
アシハラガニ Helice tridens
甲幅約4cm。雄は眼窩の下に発音のための顆粒があり、ハサミの稜とすり合わせて音を出す。

2008.10 y

2002.11 y
ハママツナの生える干潟に
いくつもの巣穴があいていた。
秋になると巣穴を掘る。
ハマガニ Chasmagnathus convexus
甲幅40mm。甲の周縁は明赤色に縁取られ、ハサミは紫がかる。
河口付近の土手に巣穴を掘って生息する。
落ち葉や枯れ草などを食べる。

2003.6 i
ショウジンガニ Plagusia dentipes
甲幅5.5cm。
磯やテトラポットで見かける。
地面に張り付いたような低い姿勢で移動する。

2003.7 s
イボショウジンガニ Plagusia tuberculata
甲幅4.5cm。
外洋に面した波の荒い岩礁や流木、漁網の浮きなどに見られる。
ショウジンガニに似るが体色、模様の違いで区別がつく。
近似種にツブイボショウジンガニ(ミナミイボショウジンガニ)あり。

流木に付いているのを見る。動作が機敏で、素手で捕まえるのは困難。

2007.8 s
トリウミアカイソモドキ Acmaeopleura toriumii
甲幅5mm。
アナジャコやスナモグリなどの巣穴にすむ小型種。

2008.5 y
オオシロピンノ(オス) Pinnotheres sinensis
甲幅2.7mm。オスは5mmほどになる。メスはオスの2、3倍の大きさ。
特にメスはアサリやカキなど二枚貝の中に入って生活している。

食用アサリの殻の中に入っていて、本種を知らない人に「カニが入っている」と騒がれることがある。

2007.4 s
ミナミヨコナガピンノ?
甲幅約5mm。

水深4m位の砂泥底にいた。

2006.9 y
ミナミヨコナガピンノ?オキナガニ?
甲幅10mmほど。
ハサミ脚、歩脚には長い毛が密生している。

内湾の砂泥底にいた。

2005.9 s


カギヅメピンノ Pinnotheres pholadis
甲幅9mm程度。
二枚貝の中に入り込んで寄居するカニ。
←メス

2021.10 y-so
水深60m辺りで底引き網に入ったイタヤガイに寄生していた。
メス 2005.10 y




(下)オス。別のイタヤガイに入っていた。上のメスの半分ほどの大きさだった。
ニホンマメガニダマシ?
甲幅8mmほど。

干潟の転石下にいた。
水温が最も低い時期であったが、赤い卵を抱えていた。

2006.3 i
スナガニ Ocypode stimpsoni
甲幅15mm。眼が縦に長く大きい。
砂浜に生息し、垂直から斜めに続く20〜30cmほどの巣穴を掘ってすんでいる。
眼がいい上に逃げ足が非常に早く、5m以内に近づいて観察するのは難しい。

2005.9 y
夏の繁殖期は赤色になり、
オスはウェービングする。
2020.8 i→
ハクセンシオマネキ(オス) Uca lactea lactea
甲幅約1.5cm。干潟に生息している。雄は左右どちらかのハサミが巨大で、夏の繁殖期にはこれを横から前に振り上げ前におろす「ハサミ振り」をする。シオマネキ類の中では最も北に分布。冬は巣穴にこもる。

近年の干潟消失により、淡路でも生息できる所は限られている。しかし、津名やyなど、いるところにはかなりの数が生息している。
写真は巣穴から出てきたところ。

2002.7 y
コメツキガニ Scopimera globosa
甲幅約1cm。河口や内湾の砂泥地に生息する小型種。
巣穴を持ち、干潮時に現れる。
砂泥をハサミ脚ですくい、口元で転がしながら有機物だけをこして食べ、残った砂を団子状にして巣の近くに捨てている。
左写真の個体はハクセンシオマネキの巣穴の数cm横に巣穴をつくって生活していた。

2003.5 s
オサガニ(オス) Macrophthalmus abbreviatus
甲幅2cm。目の柄が長く、潜望鏡のように眼だけを水から出して辺りを見ている。

2003.4 i
オスのハサミは閉じると丸く隙間ができるのが特徴→
2017.6 y-o
ヤマトオサガニ(オス) Macrophthalmus japonicus
甲幅3.5cm。オサガニよりも甲が丸い。
夜の満潮の河口でたくさん巣穴から出てきていた。
上記のオサガニと同じ所にいたが、こちらの方がはるかに個体数は多かった。

2003.6 i
ヒメヤマトオサガニ Macrophthalmus banzai
甲幅2.5cm。
姿はヤマトオサガニに似ており、最近まで同じ種とされていた。。
オスが両方のハサミを高く振り上げるので、このウェイビングを観察すると識別しやすい。

2007.7 y
ヒメメナガオサガニ Macrophthalmus microfylacas
甲幅2cm。
内湾の水深1〜20mmの砂泥底に生息。眼柄は甲からはみ出すほどの長さ。


2006.9 y
メナガオサガニかホンメナガオサガニ
殻幅1cm弱。

2017.11 y-ar

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淡路島の生き物たち3 

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