海・浜辺 生物(4)
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ギボシムシの1種 Balanoglossus sp.
半索動物。
体長30cm程か。
この仲間は砂泥中にすんでおり、巣穴には多毛類やカニ類が共生する。
種を同定するには、新鮮な内に切片を見る必要があるそうだ。

2018.3 y-af
セトウチドチクチユムシ Arhynchite hayaoi
体長3cmほど。
体長は乳頭と呼ばれる小さな突起で覆われる。

2017.11 y
水深5-8mの砂泥底にいたもの。
吻を自切してしまったので体のみの写真。
頭側に1対の腹剛毛が生えており、体から出し入れしていた(写真では左側に小さな触角のように写っている)。
ホシムシの1種
この縮んだ状態で体長2cmほどか。
フクロホシムシに似ているが、原色検索日本海岸動物図鑑では白色とされているので近似種か。

2017.11 y-ar
水深8mほどの砂泥底にいたもの。
ホシムシの1種
体長2、3cm。
体色はやや明るい灰色。

2017.4 y-im  水深10mほどの砂地で複数個体採集された。
ラメロジスカス Lamellodiscus spp.
マダイの鰓弁に寄生し鰓の上皮組織を摂食する。単性類。
体長1mm前後、無色に近いので肉眼での確認は難しい。
伸びた状態では縮んでいるときの3倍以上の体長となる。
2対の眼点を持つ。
後端の固着盤の形状と鱗状盤の形がこの仲間の特徴。
マダイに寄生する3種と、クロダイに寄生する別種が知られている。

2011.4 y
Choricotyle elongata
マダイの口腔内に寄生する単性類。体長8.5mmほど。
柄が長い把握器が4対ある。
卵は紡錘形で長さ120〜150μm。

2011.4 y
ベネデニアの1種 おそらくBenedenia madai
マダイの鰓弁につくことが知られているのは、B.madaiB.pagrosomi。前者は円盤の辺縁に薄い膜模様あり。扁平。後端(写真では左)に円形の固着盤を持ち、宿主に強固に吸着する。

2011.4 y
鰓に多数ついていた。
ベネデニアの1種
体長3mmほど。
クロメバルの鰓弁に複数付いていた。

2013.2 y?
ミクロコチレ Microcotyle sp.(M. sebastisci ? M. caudata?)
メバル、カサゴなどの鰓弁に寄生する単性類。
体長4mmほど。肉眼で確認できる。マダイのビバギナの近縁種。
後端(写真では右)の固着盤に29〜62個の把握器が2列に並ぶ。

2016.1 go
ビバギナとの頭部の比較。右がビバギナで、灰褐色の部分がより頭頂近くまで伸びる。2011.4
ビバギナ Bivagina tai
マダイの鰓弁に寄生。体長3〜7mm。

2011.4 y
後端(写真では左)の固着盤に38〜60個の把握器が2列に並ぶ。 卵。大きさは平均0.24×0.06mm、ふ化までの日数は19℃で約8.5日
ゴゴシマユムシ Ikedosoma gogoshimense
体幹長6cm程度。体表に緑色の小さな斑点、体に白色の縦じまが走っている。
潮間帯の砂泥、砂礫に生息する日本固有種。
深さ10cmほどのL字型の巣穴を作り、棲む。

2014.1 y

刺激を与えると吻(ふん)を自切してしまった→
ユムシの1種
体長2cm台?

2019.8 y-ai
多分水深6〜10mの間。
ユムシの1種
体長2cm台?

2019.8 y-ai
ユムシの1種
体長3cm台?

2019.8 y-ai
上の2種と同じような場所にいた。
ひとつ上のものと表面の突起が似ている。
ユムシの1種?
体幹長6cmほど
ゴゴシマユムシのような白色の縦じまが体にあるが、緑色の小さな斑点はない。

2014.1 y
サナダユムシ(吻のみ) Ikeda taenioides
体幹長数十cm。
紐状の吻(ふん)は長さ2mになり、ユムシの世界最大種ではないかと言われる。
干潟から水深10mまでの砂泥底にすむ。
巣穴から吻を伸ばし餌を集める。

2009.2 y-d
巣穴から長い吻を出していたが、驚いてするすると穴に入って行ってしまった。先端は出したままだったが、しばらく見ていても吻を伸ばさなかった。→
2015.5 y-sb
クビナガ鉤頭虫 Longicollum pagrosomi
体長10〜20mm。マダイの直腸部に多数寄生。トラフグにも寄生する。
腸管壁を貫通して腹腔内に吻、頸部を突出させる。
大型マダイでは300個体の寄生も。 雌雄異体、体は吻、頸、胴の3部からなる。

2011.2 y

腸を切ると内側に黄褐色の吻(フン)を出している。
胴は腸外に出ている。→

寄生していても魚が死ぬことはほとんどない。
ネオヘテロボツリウム Neoheterobothrium hirame
体長15mm。大きいものは体長30mmを超える。
ヒラメの口腔壁に寄生し、貧血症を引き起こすことがある。幼虫は鰓につく。
’90年代前半に報告された。外来種と考えられている。
私もこの時期に発見したのだが、報告例も出ておらず、ヘテロボツリウムの仲間の未記載種だろうと、研究者に送った。
駆除には濃塩水(8〜10%)に、寄生されたヒラメを5分ほど浸ける必要がある。

2010.12 y?
ユムシ Urechis unicinctus
体長10〜30cm。体は柔らかい。
尾剛毛は9〜13本、肛門を取り巻いて1環列に並ぶ(右写真)。
血管系はなく、赤〜褐色の血球は体腔液中に浮遊する。
潮間帯〜浅海の砂泥中にU字状の管を掘ってすむ。
日本では釣り餌、韓国では食品として売られている。

2010.4 yoi
ヒルの1種
体長20mm。

体の後端にある吸盤を海藻につけ、体を伸ばしていた。宿主となる魚が通りかかるのを待っているのか。
タイドプールにいた。

2009.12 yoi
マキガイホシムシ属の1種 Phascolion sp.
体長10mm程度?
巻き貝のあいた殻の中にすむ。

2009.5 y
イケダホシムシ
長さ50mm。
砂泥底、砂礫の潮間帯に生息。

タイドプールの砂が貯まった石の下にいた。

2007.3 yoi
スジホシムシ Sipunculus nudus
体長20cmまで。
海底の砂底に潜っている。
体表には全体にタテ筋、ヨコ筋が密に走っている。
釣り餌として用いられる。

2008.11 yue

吸虫の1種
体長15mmくらい?

スズキの鰓蓋(えらぶた)内に多く見られた。

2007.5 y
スジホシムシモドキ Siphonosoma cumanense
体長12cmほど?
河口で貝掘りをしていると出てきた。

2003.4 i
タテホシムシ?
伸びると20mm以上。

2007.2 s
サメハダホシムシ Phascolosoma scolops
体長30mm。
岩礁に穴を掘って潜む。体に黒い斑紋があることが特徴。
住処から取り出すと伸びたり縮んだりを繰り返していた。

2004.3 s
ヒダビル(?)
体長6cmほど。
夜、体をくねらせて水面付近を泳いでいるのを見る。
よくクサフグの体表についているものと同じか。

2004.4 i

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