海・浜辺 その他甲殻類(2)
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   2

ホソコブワレカラ?
体長約9mm。
頭部の突起がコブワレカラよりも後方に生える。

2023.3 y-oi
アマモについていた
第4胸節に2対、第5胸節に1対の突起が確認できる→
アミヤドリムシの1種(メス)
体長:メス1.5mm。アミの進行方向と逆向きについている。
メスは背に橙色の縞模様がある。オスはメスの数分の1の大きさ。

2022.10 i
宿主のアミの1種は体長4mm台。
漁港の水面にいたアミ類の1種に寄生していた。
アミヤドリムシの1種
体長:メス1.0、オス0.5mm。
アミの進行方向と逆向きについている。ワラジムシ型であるオスは、メスの後端にしがみついている。

2022.10 i
漁港の水面にいたアミ類の1種に寄生していた。
右写真のアミにはメスから離れたところに更にオス2個体がついていた。
蔓脚類の1種
孔の長さ約10mm。殻は柔らかい。
水深約50mのカキ類やアズマニシキの貝殻に多数穿孔していた。
←貝殻を割って殻を見えるようにしたもの。

2020.10 suo
穿孔状態を上から見たところ。 孵化幼生。尾の先端まで0.4mm。
ホソツツムシの1種
エラホソツツムシ?
体長5mmほどか。
潮間帯の泥底上に棲管を作りすんでいる。

2009.5 y−d
スナモグリの1種に寄生するエビヤドリムシの1種


2009.9 y-ue,d
フジツボの1種


2008.6 i?
イワガニの甲に着生していた。
フクロムシの1種
オキナガレガニに寄生。

2020.9 i
ココポーマアカフジツボ Megabalanus coccopoma
メキシコ〜エクアドル沿岸原産の外来種。アカフジツボより濃い赤色。
2005年頃、船舶の移動により持ち込まれたと考えられている。
ブイや船体、岩礁に付いているのが見つかる。

2020.11 y
私がよく使っている船外機ボートの側面、水深約5cmに数個付いているのを見つけた。
キゾクワレカラ Caprella generosa
体長6mm。
鰓が細長い楕円形で、第一触角に硬毛があるのでキゾクワレカラとした。

2019.11 i
オサテワレカラ Caprella rhopalochir


2010.6 y
ムカシワレカラ Protomima imitatrix
体長2cm以下。
咬脚、胸脚の長さが特徴。

2010.5 yoi
トゲワレカラの1種 Caprella sp.
体長約2cm。

2010.5 yoi
頭部後端に、前方に湾曲した突起がある→

クビナガワレカラ Caprella equilibra
上写真はオス。首が長い。
下写真はメス。首は長くない。保育中で腹の袋(半球の白色部)に子供が入っている。
体長約15mm。
鰓は楕円形。
世界中に広く分布。日本沿岸では青森県以西に分布。
シロガヤについているのを見かける。


2008.8 s




2024.2 i

メスの第2咬脚
ワレカラの1種 Perotripus sp.
体長約2.5mm。
育房の以下が長い。

タイドプールの海藻についていた。

2006.5 y
マルエラワレカラ Caprella penantis
体長20mmになる。
世界的に分布しており、日本全域に普通。
左写真は赤色の個体。黄色のものが多い。

2006.2 y
コブワレカラ Caprella verrucosa
体長1cm。
各胸節にコブ状の突起が数個ずつある。
アカモク(海藻)の基部付近に多数ついていた。

2005.4 s
ワレカラの1種(オオワレカラ?)
体長1cm。
左写真はアオサについている状態。海ではワカメについていた。
ワレカラ類は普通、住み場所に似た色をしている。
雌は育房(いくぼう)という、ふ化するまで卵を保護する嚢状(のうじょう)部を持つ。

2003.5 s
卵の入った育房
アカエビヤドリムシかその近縁種 Parapenaeon sp.
アカエビかキシエビの鰓室に寄生していた。

2009.10 ss
オス。体長はメスの1/10程度か。 寄生されたエビはエラ蓋が膨れる。
ヤドカリノハラヤドリ Athelgathes takanoshimensis
体長:メスは9mmになる。オス2mm。
ホンヤドカリやヤマトヤドカリなどの腹部背面に寄生する。

2009.2 yue

腹部についているのでヤドカリが殻から出ないと見えない→
エビヤドリムシの1種
体長:メス約4.9mm、オス約0.6mm。
テッポウエビの1種の鰓室についている。

←メス。左が頭部。

2008.11 yue
メスの尾部腹側についていたオス 宿主のテッポウエビの1種。寄生により右鰓蓋が膨らんでいる。
エビヤドリムシの1種
←メス体長約2.5mm。(腹側から見たところ)

2008.10 ss


左写真で白色部分のほとんどは卵塊?
左写真にもついているオスを拡大したところ。体長約750μm。 体長約14mmのモエビ一種についていた。エビのエラブタを丸く変形させ中のエラについているよう
ウンモンフクロムシ Sacculina confragosa
イワガニやイソガニの腹部に寄生する。写真では卵塊のように腹についた黄褐色のもの。

2008.6 s  イワガニに寄生していた。
フクロムシの1種
甲殻類。
左写真のカニダマシのふんどし部分についているクリーム色のもの(外生体)。
フクロムシは日本から47種が知られている。フクロムシがつくとメスは不妊化、オスは寄生去勢が起こる。

コブカニダマシ(?)に寄生していた。コブカニダマシに寄生するフクロムシの報告例はないらしいので未記載種かもしれない。

2005.4 s
トゲヒメミョウガ Smilium scorpio
体長10mm。成長すると50mmになる。

2016.1 y  紀伊水道辺りで底引き網にかかったヤギ類についていた。
ウスエボシガイ Octolasmis orthogonia
体長6〜9mm。
ヒドロ虫につく。

2016.1 y  紀伊水道辺りで底引き網にかかったヤギ類にトゲヒメミョウガとともについていた。
カニエラエボシ Octolasmis neptuni
頭状部の長さ3mm程度。
十脚類の鰓(エラ)や口肢に着生。

2011.3 mi
大型のガザミのハサミ付け根辺りに付いているのを見かける。→
オノガタウスエボシ Octolasmis warwickii

2011.3 mi ガザミの眼柄と甲羅(背)に付いていた。

エンコウガニ、カイカムリに付いているのも見たことがある。
オオウスエボシ Octolasmis weberi
体長10mmほど。
ウミヤナギ類の骨軸に付いている。
ウスエボシガイという9mm以下の小型種もいる。同じようについているので同種ではないかとも言われるよう。
2013.12 y-s
紀伊水道南で底びき網にかかった。ウミヤナギ sp.に付いていた。
孵化した幼生。→
しっぽの長い個体とない個体が混ざっていた。ウミヤナギ類の骨軸には大小複数のエボシガイがついておりどれが生んだかわからない。エボシガイオオウスエボシとウスエボシガイということはないのか?よくわからない。
2023.3 y-s
クラゲエボシ Alepas pacifica
体長8cm。
甲殻類。やや柔らかい。
オキクラゲやユウレイクラゲ、まれにイボクラゲやアカクラゲに着生する。

2007.9 s 直径30cm弱のユウレイクラゲに6個体ほど寄生していた。
ムラサキハダカエボシ Heteralepas quadrata
体長7mmほど。
浅い海にすむカニなどに着生する。

建網漁船の床に落ちていた。生きていた。何かのカニから外れたものだろうか。

2006.12 y
エボシガイ Lepas anatifera
貝と名に付くが、甲殻類蔓脚類
海岸に見られ、ブイ、船底、浮き木に着生している。
頭状部(白いところ)は3〜5cmになる。頭部の下の柄部が伸縮し、ときに40cmに達する。

2003.8 i  写真は流れてきた木片に付いていた頭状部約5mmのもの。
カルエボシガイ Lepas anserifera
頭状部は2.5cmほどになる。
エボシガイより殻の幅が広く、放射状の溝がある。

2004.5 s 流れ藻に付いていた。
カメノテ Pollicipes mitella
貝類ではなく、甲殻類の蔓脚類。フジツボの近縁種。
潮が満ちて水に浸かると、殻板の間から蔓脚(まんきゃく又はつるあし)と呼ばれる触手のような脚をのばして餌を獲る。
柄の長さ約2.5cm。柄の中の筋肉は食用となる。

2003.1 y
ヨーロッパフジツボ(?) Amphibalanus improvisus
直径6mmほど。

2015.11 y-s



底引き網にかかった木片に付いていた。
タロクヒラフジツボ Tetraclitella multicostata
直径1〜2cm、高さ3〜5mmと平たい。
潮間帯下部から潮間帯の転石、岩に付いている。

2010.5 ooh
サンカクフジツボ Balanus trigonus
直径15mm程度。
殻はピンク色に白色の肋がある。
殻の口が三角形。
暖流域の浮遊するブイから4,000m以深の海底の貝や岩につく。

2008.10 s-o
カメフジツボ Chelonibia testudinaria
直径約10cm。
ウミガメの甲羅に付く。ガザミに付く小型のものも同種ではないかと言われている。

打ち上がったアカウミガメの甲羅に付着していたもの。この殻にはさらにカキが付着している(写真の左側)。

2011.2 a
アメリカフジツボ Blanus eburneus
直径1.5cm程度。
アメリカからの移入種。
ヨーロッパフジツボと似ているが、楯板外面の成長線を横切る放射状の条線と、背板の距の後側に湾入を持つ。

2010.4 yei
ヨツカドヒラフジツボ Tetraclitella darwini
殻径6mmほど。
クロアワビの殻表に付着していた。高さがとても低い。
フジツボ類は雌雄同体。

2003.11 y
オオアカフジツボ Megabalanus volcano
殻径3cmの個体。上記クロフジツボが大量生息するテトラポッドに引っかかっているロープに着いていた。
卵からふ化した幼生はプランクトン(ノープリウス幼生)として海を漂い、その後、キプリス幼生となり着く場所を探して固着する。

2003.2 s
種はわからないがフジツボのノープリウス幼生  同じく種不明のキプリス幼生
クロフジツボ Tetraclita rostratus
外湾のテトラポッドによくついている。殻径4cm。カメノテ同様に甲殻類で、筋肉は食べられる。昔、岩手に住んでいた時、フジツボ(ミネフジツボか?)を一度食べたことがある。カニに似た味だったような・・・

2003.1 s

蔓脚を出したところ。水の動きを見ながら出し入れを繰り返す。 脱皮殻。甲殻類なので脱皮をして成長する。脱皮は中身のみ。
イワフジツボ Chthamalus challengeri
殻径1cm弱の小型フジツボ。
潮間帯の岩の上部に群生している。

2005.2 y
ムツアナヒラフジツボ Tetraclitella chinensis
殻径4mm程度。直径1〜2cmになる。
殻には縦長のすき間が6つある。平べったい。
波の影響を受けない岩陰や礫(れき)の下面などに見られる。

タイドプールの転石下に着いていた。

2006.2 y
シロスジフジツボ Balanus albicostus
直径20mmほどになる。
内湾の潮間帯の岩や桟橋、岸壁などにつく。

2004.12 s
タテジマフジツボ Balanus amphitrite
殻径1〜1.5cm。
外来種。

漂流ゴミに付いているのを見る。

2007.8 s
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