海・浜辺 ウミウシ(1)
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 頭の先に2本の触角があり、這い回る姿が海の牛を思わせることからウミウシの名前が付いた。
  1  

ハナイロキセワタ
カノコキセワタガイ科。
体長2cmほど。
Spinophallus falciphallusという種とは別種ではないかと聞いた。

2023.9 y
漁港の海底に放置されたカゴについていた。
写真では左が頭。
キセワタの1種
体長約3mm。

2020.4 y-tk
潮間帯転石裏にいた。
イバラウミウシ Okenia barnardi
ネコジタウミウシ科。
体長約6mm。成長すると体長10mmほどになる。

2020.1 y-n
ネコジタウミウシの1種
体長11mm。

2019.12 i
空いたイワガキ殻の中いるのを2度見た。
トウヨウキセワタ Spinoaglaja orientalis
体長10mm。
体色は黒褐色〜黄褐色まで個体変異がある。

2019.10 y
アカボシツバメガイ Biuve fulvipunctata
体長10〜30mm。
体色は黒〜褐色。
無腸動物食。

2019.10 y
←漁港に沈んだ古い魚とりカゴについていた
2022.12 y-n
キセワタの1種
体長3mmほど?

2020.6 y-tk
下のものと同種か。潮間帯転石下にいた。
キセワタの1種
体長3mmほど。
橙色で小型。

2019.8 y-na K氏が見つけたものを撮影させてもらった。
クロミドリガイ Elysia atroviridis
体長6mmほど。
触角は暗色。

2019.4 ss テトラポッドについていた。
オトメミドリガイ Elysia obtusa
体長10mm。

2019.4 ss
コトヒメウミウシ Goniodoridella savignyi
体長5mm弱。成長すると10mmくらいにはなる。

2019.3 i
ネコジタウミウシ Goniodoris castanea
体長10mmちょっと。
イタボヤ類を食べる。

←2019.3 y-ku
転石の裏にいた。
2004.4 s→
カジメの根についていた
ルンキナウミウシ Runcinida elioti
ウズムシウミウシ科。
体長6mmほど。
白色の斑点が散在。

2019.2 i 転石下にいた。
櫛鰓は黄色。
ウズムシウミウシの1種
体長4mmほど。

2019.3 y-n 桟橋の壁面についていた。
ミドリアメフラシ Chicoreus ramosus
体長10cm。
体表に濃褐色の微小輪状紋が散在。
刺激を与えると紫色の液を出す。
アメフラシ類は草食。

2004.1 y-o
ムツイバラウミウシ Okenia distincta
体長5mmほど。

2019.2 y-oi 転石下にいた。
ハマタニミドリガイ Elysia hamatanii
体長10mm。
眼の周りの黒色が抜けた模様が特徴。

2018.1 y 干潟近くのゴロ石上をはっていた。
イズミミドリガイ Elysia nigrocapitata
体長10mm弱。
白色の触角が目立つ。名前の「イズミ」は初記録地の大阪の「和泉(いずみ)」の意。

2016.7 y-na
小石が転がる干潟に複数個体見られた。
小石に渦巻き状の卵塊があった。本種のものであろう。→
タマミルウミウシ Stiliger smaragdinus
体長20mm。
フサイワヅタ(海藻)についている。背の突起の色・形がフサイワヅタに似ている。

2009.10 y
ミドリアマモウミウシ Placida dendritica
体長5mmほど。
単列の歯舌を持つ。歯舌を収める舌嚢(ぜつのう)を持つことから嚢舌類(のうぜつるい)と言われる。

2019.2 i テトラポッドについていた。
恐らくベルグウミウシ Stiliger berghi
嚢舌類。
体長5mmほど。
体、背の突起の中に褐色の筋が走っている。
水温7℃以下でも交接している個体が多い。

2006.1 ss
ツマグロモウミウミシ Placida cremoniana
体長6mm。小型種。


2009.10 y3
コノハミドリガイ Elysia ornata
体長15mmほど。
体は非常に柔らかい。

2020.5 i
2009.10 yd 2020.12 i
ヤマトメリベ Melibe japonica
体長50cmの大型ウミウシ。
背にある大きな突起は刺激を与えると切れる。

夜、漁港の水面下で体をくねらせて泳いでいた。

2009.8 y3
カノコキセワタガイ Philinopsis gigliolii
体長7mmほど。30mmほどになる。

水深5〜8mの砂泥底にいた。

2009.5 yue
ヤミヨキセワタ近似種
体長6mmほど。

水深5〜8mの砂泥底にいた。

2009.4 yue
ヒラミルミドリガイ Elysia trisinuata
体長約10cm。
ミル類(海藻)の葉上についている。

2008.11 yoi
ヒメミドリアメフラシ Stylocheilus longicauda
体長3cm。
流れ藻についているのを見る。
刺激を与えると紫色の汁を出す。

流れ藻(コブクロモク)についていた。

2008.7 ss
アメフラシ Aplysia kurodai
体長30cmほどになる。
アオサなどの海藻を食べる。
刺激を与えると背中から紫色の汁を出す。
洲本市由良ではウシナマコと呼ばれ、淡路市佐野ではウシと呼ぶ人がいる。

2004.2 s
アマクサアメフラシ Aplysia juliana
体長8cm。大きなものは体長20cmを超える。
普通に見られるウミウシ。
’04年4月、テトラポッドに生えたワカメを食べる個体が非常に多く見られた。その付近ではワカメの多くは茎だけになってしまっていた。

2004.4 i
クロヘリアメフラシ Aplysia parvula
体長40mm。
春、海岸で普通に見られる。
1月頃に体長20mmほどの若い個体を見かける。

2019.3 i
タツナミガイ Dolabella auricularia
写真の個体は体長18mmだが、200mmになる。
体形は、後半を斜めに切断されたかのよう。
アメフラシ科で、強い刺激を与えると紫色の汁を分泌する。
11月に体長100mm以上の個体をよく見かける。

2003.8 si

フレリトゲアメフラシ Bursatella leachii
体長約100mm。突起が枝分かれしている。


2000.8 s
  
青の斑紋が強い個体→
ウミナメクジ Petalifera punctulata
体長40mm位まで。
アマモの葉上についている。

2005.11 y






(下)茶色タイプ
体長約30mm。
最初、ヒラムシのように扁平になってカジメについていたのでウミウシと思わなかった。

2004.1 ss

アオサに産み付けた卵塊
アリモウミウシ Ercolania boodleae
体長4mm。10mm程度になる。
背の突起先端が黄〜茶色なのが特徴。

テトラポッドについていた。

2007.3 ss
ヒメクロモウミウシ Aplysiopsis minor
体長5mm。
タイドプールの岩のくぼみにいた。
小さいのでゴミかと思った。
写真では頭部は右。

2006.2 y
アベミドリガイ(アズキウミウシ)
体長10mmほど。背面が縦に分かれている。

2020.1 i
テトラポッドの海藻についていた
2005.12 y
タイドプールにいた
モンガラキセワタ Philine orca
体長2mm程度。5mmになる。潮間帯の岩礫下や海藻の間にいる。
テトラポッドに生える海藻についていた。写真では進行方向(頭部)は左。

2007.3 ss

体内には殻を持つ→
キセワタ属の1種
体長約2mm。体の柄はエゾキセワタに似ているが殻が異なる。

2012.4 hb
体内に殻を持つ。2019.3
キセワタガイの1種 Philine sp.
ウスキセワタ、キセワタ、クロダキセワタがあり解剖して殻を出さないと同定できない。
体長35mm程度。
鋤簾(じょれん)を使ってアサリ掘りをしていたら、砂利の中からこの生物が出てきた。水深30cm程度の所であった。
観察していると少し粘液を出しながら移動していた。
何の生き物かわからなかったので海の生物に詳しい友人に聞くと、「見たことないがキセワタガイの仲間では」とのことであった。キセワタガイは一般にウミウシの仲間に入れられる。

2003.5 s
ウミフクロウ Pleurobranchaea japonica
体長20mm。
岩に生える海藻の根元にいた。
水深40〜50mを操業する底引き網にも多数入ってくる。

2003.7 s
オカダウミウシ Vayssierea elegans
体長4mmほど。鰓(えら)はない。
タイドプールの転石裏に付いている。ウズマキゴカイを食べる。
直径2mmほどの卵塊(写真左上)を産んでいるよう。
幼体は親と同じような姿で孵化するが泳ぎまわる。
2006.4 y

孵化間もない幼体の動画
オカダウミウシ?

体長2、3mm。
タイドプールの転石裏に付いている。

2006.4 y
サガミコネコウミウシ Goniodoris felis
体長15mm。

2019.3 i
岩場にゴミがついているように見えた。2003.6 s
ヒロウミウシ Hopkinsia hiroi
体長7mm。
ミノのような突起が多数ついているがミノウミウシ亜目ではなく、ドーリス亜目に入る。
アオサの上にいたので小さい割に目立っていた。

2003.6 ss
クロコソデウミウシ Polycera hedgpethi
体長約20mm。
コケムシを食べる。

2007.5 y
←漁港に垂れ下がる、コケムシが多くつくロープにいた。
2022.2 i
コケムシを食べているところ→


タマノミドリガイ Edenttellina limax
殻長5mm。
潮間帯付近のフサイワヅタの葉上にすむ。

2006.4 y
フジタウミウシ Polycera fujitai
体長15mm。小さなウミウシ。
アオサを採っていたらついていた。
たまにアオサについているのを見る。

2003.4 s
ヒカリウミウシ Plocamopherus tilesii
体長50mm。
発光するウミウシ。体をくねらせて泳いでいるところもよく見かける。

2005.12 yo
深夜、潮の引いた砂浜の浅瀬をはっていた。すぐ近くにはアオサについたものも見られた。光るということで、長靴で突っついてみたが、光っているのかわからなかった。
2019.7 i
メリベウミウシ Melibe papillosa
体長150mm。(写真では左が頭部)
背面突起は刺激を与えるととれることがある。
秋、頭部よりの大きな背面突起がどれくらいで再生するのか観察したところ、1ヵ月で7割以上の大きさに戻った。
野球のキャッチャーミットのような口と、春巻きのような背面突起、SF映画に出てくる宇宙生物かと思ってしまう。私の中では全生物中、トップレベルにある奇妙な形の生物。

2007.8 s
リボン状の卵塊→
2019.5 y
エダウミウシ Kaloplocamus ramosus
体長20mm。
発光するウミウシ。
カジメの根についていた。
明るいところを嫌い、海草の裏やカジメの根の間に入っていこうとする。
暗所において発光を確認しようとしたが、光は確認できなかった。

2004.4 s
体長約10mm→
オキウミウシ Scyllaea pelagica
体長20mm。大きいものは体長45mmを超える。
体側面には一列に円錐形小突起がある。

流れ藻について漂流していた。

2007.9 ss
卵塊→
コチョウウミウシ Crosslandia viridis
体長45mm。
背に翼のような突起を持ち、これで泳ぐことができるという。
テトラポッドの上からカジメ(海藻)を採っていたら付いていた。ガラス容器に入れると、触角と翼の間辺りの右側面から卵を産出した(左写真は上から見たところ。オレンジのヒモ状のものが卵塊)。

2003.12 ss

卵は水温17度において5日でふ化した。よく泳ぐ。
長径130μm程。→
ハナサキヒメイバラウミウシ Okenia sp.
体長6.8mm。
貝屋で買ったクロアワビの殻に3個体付いていた。1個体は産卵中で白っぽい卵塊を渦巻き形に産んでいた。
漁獲されたサザエにもついているのを見る。

2003.12 y

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