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イシガメやクサガメなどは性染色体を持たずふ化する前の時期の温度で、雌雄が決定する(温度依存的性決定機構:TDS)。その時の温度が高いと雌、低いと雄になる。 | ||||||||||
ニホンイシガメ Mauremys japonica 甲長約9cmの若い個体。 ため池や川で普通に見られる。 クサガメよりも陸に上がっている時間が多いと思う。 2002.12 sn |
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クサガメ Chinemys reevesii 近年になり、江戸時代に朝鮮半島から持ち込まれたと考えられている。 川で雄が雌を追っていた。 小さい頃は雌雄共、顔の側面に黄色い筋模様がある。大きくなると雄はこの模様がなくなってしまう。 危険を感じると、腋下甲板と鼠蹊甲板の臭腺からくさいニオイを出す。 2002.12 sn |
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ミシシッピアカミミガメ Trachemys scripta elegans 北アメリカのミシシッピ川流域が原産の帰化生物。1950年代にペットとして輸入され、ミドリガメの名で夜店やペットショップで売られ続けている。 ニホンイシガメやクサガメに比べ気が荒く、つかもうとすると噛みついてくる。 左写真は夕方、産卵のため上陸した甲長24cmの雌。 2003.6 i |