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シオグサの1種 川の浅瀬や飛沫が当たり続けている場所に生えている。 長さは数cm〜20cmだろうか。一つの節は数mm 体は節がつながった構造で、ややゴワゴワしている。 2023.4 s |
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オオカナダモ Egeria densa 南米原産の外来種。長さ1m以上になることもある。 花期は5〜10月。直径2cm足らずの白色の花を1日に1つ咲かせる。 クロモ、コカナダモに似るが大きい。
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ヒナウキクサ Lemna minuta 北米原産の外来種。長径2〜3mm。 葉状体(葉状茎)は薄い緑色で1枚に白い根が1本生える。裏は淡白緑色。 根の基部に翼なく、根端は細くなるが鈍頭。
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ムラサキコウキクサ Lemna japonica 長径3〜4mm。そのまま越冬する常緑種。
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スブタ Blyxa echinosperma 水田、ため池に生える1年草。 葉は長さ10〜40cm、幅4〜8mm。葉縁には細かい鋸歯(ぎょし:ギザギザ)がある。 本国の近似種にヤナギスブタ、セトヤナギスブタ、マルミスブタがある。 花期は8〜10月。 2016.4 ti |
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エビモ Potamogeton crispus 全国の湖沼、ため池、河川、水路などに育成する。 葉は長さ3〜10cm、幅3〜9mm。葉縁は波打つ場合が多い。 止水域では夏期に葉は枯れてしまう。
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ヒルムシロ Potamogeton distinctus 地下茎から浮水葉を出す浮葉植物。浮水葉の長さ5〜20cm。 花期は6〜10月。浮水葉の葉腋から水面に土筆(つくし)のような穂状花序を直立させる。
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ホソバミズヒキモ Potamogeton octandrum 小型の浮葉植物。浮葉の長さ1.5〜3cm。
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キクモ Limnophila sessiliflora 池や水田などの水中に生える多年草。 水中ではキンギョモのようなに葉を広げている。水面から出す水上葉は水中葉と違った形で、キクの葉に似ているということで名前の由来となる。 8〜10月、水上葉の葉腋に長さ0.5〜1cmの紅紫色の花をつける。水中葉の葉腋にも花をつけるが、こちらは閉鎖花で開花はしない。
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ヒルムシロ科の1種(アイノコイトモ?) 池に生える細い葉の沈水植物。 葉の長さ5cmほど。 2003.8 i |
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ホッスモ Najas graminea 貧栄養のため池や山間の水面に見られる。 手触りはかなり柔らかい。葉は線形で長さ1〜2.5cm、幅0.2〜0.7mm、鋸歯はあるが小さくて目立たない。 2003.9 ik |
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クロモ Hydrilla verticillata 各節に3〜8葉を輪生する。葉縁には鋸歯がある。 実験用に導入され帰化しているオオカナダモやコカナダモに似ている。この種は逆に北米に帰化しているという。 2003.8 as |
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ハゴロモモ Cabomba caroliniana 別名フサジュンサイ。 北アメリカ東南部原産。1929年に観賞魚の水槽に入れるために導入された。現在は日本全国のため池や河川で見られる。 夏から秋にかけて茎の先が長く伸びて小さな浮水葉が水面に出て葉腋に、直径2cmほどの花をつける。花は1日でしぼむ。
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マツモ Ceratophyllum demersum 多年生の沈水性浮遊植物。 普通は根がなく、水面下に浮遊している。 2003.6 y |
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ホザキノフサモ Myriophyllum spicatum 葉は3〜4輪生している。 池の底から生えているものと、水面に浮かんで生育しているものがあった。
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オグラノフサモ(?) ため池に生育する沈静植物。 フワッとした感じで美しい。 2003.6 i |
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イトトリゲモ Najas japonica よく分岐して全長10〜30cmくらいになる。 葉や茎は折れやすい。 ため池に生えている。 2003.5 i |
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タヌキモの1種 イヌタヌキモに比べ小型で、捕虫嚢(ほちゅうのう)はわずかしかつけていなかった。 ため池の片隅にフワフワした感じで群生していた。 栄養状態により形が変わるのでイヌタヌキモの可能性もある。 2003.7 i |
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イヌタヌキモ Utricularia tenuicaulis 基部が2本に分かれている。 根はなく浮遊している食虫植物。多数の捕虫嚢(ほちゅうのう)を持ち、その中に生息するバクテリアの助けを借りて捕らえた小動物を消化する。
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ヤナギモ Potamogeton oxyphyllus
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ミズオオバコ Ottelia japonica 水田や溝に生える1年草。 葉は水中にあり、葉身は長さ10〜30cm、幅2〜15cm。 8〜10月に葉の間から花茎を伸ばし、水面に直径2〜3cmの白〜薄い桃色を帯びた花を咲かせる。花は通常、雄しべと雌しべを持った両性花。 2003.9 i |
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ヒシ Trapa japonica ため池でよく見かける1年草。 菱(ひし)形という語は、この葉の形から出来た。 緑色で茎に付いた状態の実は生で食べられる。 先日、実を食べてみた。シイの実に似たような味だった。
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オニビシ Trapa natans L. var. rubeola ヒシ同様にため池で群生する一年生の浮遊植物。 ヒシとの見分けには果実を見ること。ヒシの果実の刺が2本なのに対し、本種は4本である。 葉の裏や葉柄が赤く色づくものもある。 ヒシよりも見かけることが少ない。
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ヒメシロアサザ Nymphoides coreana 葉は小さく、長さ2〜6cm、幅2〜4cm。 花期は7〜9月、花の直径8mm程度。 ヒシ、イヌタヌキモ、ウキアゼナ、ホソバミズヒキモ、イトトリゲモなどが群生する水たまりに生えていた。この水たまりでは3年前にジュンサイも確認している。土地を作るために用いられた土に色々な種子や根が混ざっていたのだろう。イチョウウキゴケが見られたことから、いくつかの種(しゅ)は水鳥が運んできていることも考えられる。
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ガガブタ Nymphoides indica 茎は細長く、水底の泥中にヒゲ根を下ろす。 葉は直径7〜20cm。 7〜9月に葉腋から花柄を多数出し、花冠の直径1.5mmほどの花を咲かせる。
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ヒツジグサ Nymphaea tetragona ため池などに生育する浮葉植物。 浮葉は長さ10〜20cm、楕円形から円形で基部は深く切れ込む。 花期は6〜9月、直径3〜7cmの白い花を出す。花は日中に開いて夜になると閉じる。 2003.7 i |
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ジュンサイ Brasenia schreberi ため池に生育するスイレン科の浮葉植物。 浮葉は楕円形で長さ5〜15mm、幅3〜8cm。葉の裏面は赤紫色がかっている。 若芽や葉柄、葉の裏面は透明な粘液質の物質に覆われている。 2003.7 i |
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コウホネ Nuphar japonicum ため池に群生する抽水植物。 葉には2型がある。水上葉の長さ20〜40cm、沈水葉の長さ10〜40cm。
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ウキアゼナ Bacopa rotundifolia 北アメリカ原産の一年生草本。浮遊性の水性雑草で種子繁殖する。 茎は水中に伸び長さ20〜60cmになる。 花期は7〜8月、直径8mmの花を葉腋につける。 昭和29年に岡山県で見いだされ、昭和30年代に兵庫県でも発見された。 2003.7 s |
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ホテイアオイ Eichhornia crassipes 熱帯アメリカ産の多年生草本。日本には明治中期に観賞用として渡来したとされる。日本では各地で野生化しており、水面を覆い尽くす害草として嫌われている。 花期は8〜10月、長さ5〜10cmの花序をつける。花は1日でしぼむ。
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ウキクサ Spirodela polyrhiza 水田や池で普通に見られる。葉状体の長さ5〜10mm、幅4〜8mm。裏面は紫色で根は5〜12本ある。 秋に越冬芽をつくり、水底に沈んで冬を越す。春に浮上して発芽する。花はめったに見られない。
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アオウキクサ Lamna paucicostata 葉状体は長さ3〜5mmでウキクサより小型。裏面は緑色で根は1本しかない。8〜10月によく開花し、種子で越冬する。
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サンショウモ Salvinia natans 水性シダ植物。 茎の長さ3〜10cm。池に浮遊する1年草。 ひとつの浮葉の長さ8〜15mm、幅4〜10mm。 根はないが、水中葉が細かく枝分かれして根のような形状と機能を持っている。 2003.8 or |
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ウキゴケ Riccia fluitans 池のきれいな水のあるところや、半日陰地の湿った土の上などに生えるコケ植物。 葉状体の幅は1mm内外、長さ1〜5cmになる。1〜数回、二又状に分かれる。雌雄異株。 日本全国に普通で、ほとんど世界中に分布する。 熱帯魚の水槽に入れるリシアと呼ばれている水草は本種。
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フラスコモ属の1種 シャジクモ科の緑藻。 茎から輪生する小枝が分岐している。 山地の池に群生していた。長さは10cm以上、シャジクモに比べ小枝は小さく、細かく分岐してフワフワしているよう見える。 2005.9 i |
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シャジクモ 車軸藻類に属す下等な植物。 中軸からほぼ一定距離ごとに仮葉を車軸状に輪生させる。 水田によく生えており、水田では長さ4〜5cm。 茎、枝には皮層がない。 検鏡すると、内部には液体が血液のように流れているのが見える。 2003.7 i |
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アミミドロ Hydrodictyon reticulatum 5または6角形の網目状に広がる藻類。 大きくなると全体は数十cm、網目の1辺は1cmになる。 水田、池、溝などの浅く栄養豊富な場所に育つ。 2007.8 s |
淡路島の生き物たち3