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ほかの植物について養分を横取りして育つ植物を寄生、ヤドリギのように緑の葉を持ち自ら少しでも養分を作るものは半寄生という。 緑葉素を持たず、菌類から栄養を取るものを腐生植物←最近は菌従属栄養植物という呼ばれ方が広がってきた。 |
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ムヨウラン Lecanorchis japonica ラン科ムヨウラン属。 ベニタケ属やチチタケ属の菌から栄養をとる。 高さは30-40cm。花期は5月。
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ギンリョウソウモドキ Monotrapa uniflora 別名アキノギンリョウソウ。腐生植物。 林内に生える高さ10〜30cmの多年草。 秋に花を咲かせる。 2021.9 s-d |
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ヒナノシャクジョウ Burmannia championii 林床に生える腐生植物。 花期は7〜10月。茎の先に2〜10個の花をつける。 高さ3〜10数cm。 2021.7 in 林床に多くの株が散在していた。 |
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ウエマツソウ Sciaphila tosaensis 林床に映える高さ6〜10cmの腐生植物。多年草。 花期は7〜9月。 ホンゴウソウに似るが雄花の花被片が違うので判別は容易。本種は針状。
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サガミランモドキ Cymbidium aberrans 常緑広葉樹林に生える腐生植物。 高さ2、30cmになる。 花期は夏。 2021.7 in |
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ギンリョウソウ Monotropastrum humile 別名ユウレイタケ。ツツジ科の腐生植物。 高さ20cmほどになる。 花期は5〜8月。 似た種にギンリョウソウモドキがあるが、それは秋に咲く。 2023.6 se 漢字で『銀竜草』と書くので「ギンリュウ」と読んでしまいそうになる。 |
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クロヤツシロラン Gastrodia pubilabiata 高さ3cmほど。葉はない。 アキザキヤツシロランと酷似。
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マツグミ Taxillus kaempferi オオバヤドリギ科。 常緑の半寄生低木。葉の長さは4cm程度まで クロマツ、アカマツ、モミなどの針葉樹の枝に着生する。
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カナビキソウ Thesium chinense 山野の日当たりのよい草地に生える多年草。 半寄生植物で、光合成はするが他の植物から栄養をとる。 全体にやや粉白を帯び、高さ10〜25cmになる。 葉は長さ2〜4cmの線形。 花期は4〜6月。葉脇に外側が淡緑色、内側が白色の小さな花を1個ずつつける。 2009.5 noj |
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ヒノキバヤドリギ Korthalsella japonica ツバキ科、モチノキ科、モクセイ科などの常緑樹に半寄生する常緑低木。 葉は鱗片状に退化し、茎や枝が扁平なことが特徴。 高さ20cmほどになる。 枝がヒノキの葉に似ていることからこの名が付いた。 2009.5 ty |
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ナンバンギセル Aeginetia indica
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ハマウツボ Orobanche coerulescens 主にカワラヨモギの根に寄生する。芽生えの幼根がカワラヨモギの根に侵入するもので、地上で花が咲くまではその存在を知ることはできない。高さ15〜20cm。 この後、寄生されたカワラヨモギは栄養を吸い取られて枯れそうになっていた。 2002.5 y |
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ネナシカズラ Cuscuta japonica 日当たりのよい山野に生える1年生の寄生植物。 色々な植物にからみつき、寄生根を出して養分を吸収する。 つるは黄色または紫褐色を帯びる。 8〜10月に短い花序を出し、多数の花を咲かせる。花冠の長さ約4mm。
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アメリカネナシカズラ Cuscuta pentagona 北アメリカ原産の1年草。ヨーロッパ、アジア、ロシアなど極東地方に帰化している。地面で発芽した後すぐに他の草木によじ登り、左巻きに巻き付いて寄生根を出すつる性の寄生植物。昭和40年代後半に東京を中心に見いだされ、現在では北海道から九州まで全国的に広がっている。
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ヤドリギ Viscum album 2〜3月に花を咲かせ10〜12月に甘い実をつける。実は鳥に食べられ、消化されない種子が排泄される。このときの種子には粘性があり、鳥の肛門から簡単には落ちず、鳥が肛門から糸を引きながら飛んでいることもあるという。そのうちに宿主となる木の枝に付着したものが発芽する。 サクラ、ケヤキ、クリ、ハンノキ、エノキ、ブナ、ミズナラなど落葉広葉樹の枝に根を差し込んで栄養を横取りしている。球形に育つ。 サクラに寄生していた。サクラの葉が落ちた冬は、ヤドリギがよく目立つ。直径50〜60cm。 2003.1 suy
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淡路島の生き物たち3